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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
142
読み切り四作品を収録の短編集。「過狩り狩り」は漫画賞応募作品で、著者が言うようにちょっとわかりにくい。漫画で担当のアドバイスってやっぱり重要なんだね。これが「鬼滅の刃」のベースだそうで興味深く読んだ。「文殊史郎兄弟」「肋骨さん」「蠅庭のジグザグ」の3篇はいずれも退魔師的な主人公が魔を祓うため闘う話のヴァリエーション。当時、著者はこのテーマで連載に持っていこうと苦闘してたんでしょうか?どれも連作の第1話を読んだような感じがする。それぞれに続きを読んでみたい。粗削りで洗練されてないが、光るセンスは垣間見える。2020/01/16
たいぱぱ
59
吾峠さんが『鬼滅の刃』を連載するまでの短編集。『鬼滅の刃』連載に当たり、主人公を本作に収録されてる「過狩り狩り」の脇役にするよう担当者からアドバイスがあったと聞いた事があったため読みたくなりました。結局、炭治郎のシーンはありませんでしたが、珠世さん、愈史郎は顔も名前もそのままですね。無惨も出てました。絵は上手いんですが、どこか緻密さが足りず素人臭さを4編全てに感じます。それでもこれらをMIXさせて鬼滅まで昇華させたんだと思うと感慨深いものがありました。2021/01/01
眠る山猫屋
57
『鬼滅の刃』以前の作品集ながら、どの物語も連載で読んでみたいと思った。まぁ連載を想定したプロトタイプ、と作者さんも語られているようだし。鬼滅が終了しても次が期待できるという事か。四作品とも甲乙付け難いが、あえて好みを選ぶなら、やっぱり『文殊史郎兄弟』かな? 2019/11/23
☆よいこ
51
[過狩り狩り]珠代と愈史郎[文殊史郎兄弟]脱皮[肋骨さん]髪[蠅庭のジグザグ]言霊の呪い▽トレジャー佳作作品以外は週ジャンで既読。カバー下おまけは文殊史郎馬畝と肋骨さんの絡み、カッパはカメムシのにおい…w。文珠史郎一族のお母様、綺輪子(天才ハッカー)が気になりすぎる。設定はかなり作りこんであるので是非見てみたい。2020/06/13
あかは
47
絵は荒いけど、発想は面白い。どの短編も想いが集まって鬼滅の刃が出来たのではないかと思うくらいです。好きなのは肋骨さんとじぐざぐですかね。応募したときにはもう鬼滅の下地は出来てたんですね。2020/08/26