ジャンプコミックス アクタージュ 〈Ｖｏｌ．６〉 カーテンコール

マツキタツヤ/宇佐崎しろ

集英社（2019/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 200p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088817958
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[黒瀬]

舞台【銀河鉄道の夜】完。舞台特有の圧に呑まれたアキラに追い打ちをかける夜凪のアドリブ。しかしこれが結果としてアキラの殻を破ることに。しかし問題は終わらない。次は阿良也が……と、トラブルを血肉に変える諸刃の剣となった初日の舞台が終了。巨匠・巌が遺したものの大きさは計り知れない。ダセエ役者、最高にカッコいいじゃない✨ そして巌と浅からぬ因縁のある星アリサの過去にも僅かに触れられ、掘り下げられた溝からドロドロとした熱情が溢れ出てくるかのようでもあります。今巻はやたらと瞳の描き方に力が入っていたような……？

2019/05/26

[くりり]

「銀河鉄道の夜」 劇団天球の役者を育て開花させた巨匠・巌、そして、ジョバンニとカムパネルラ、生と死との対峙

2020/08/10

[よっち]

もがく中でついに光明を見出したアキラ、そして巌の死を前にして芝居の中で葛藤を乗り越えて成長する阿良也、そしてそれに向き合った夜凪が織りなした銀河鉄道の舞台は完結。それぞれの成長を見守りたくなる作品ですね。

2019/05/15

[wata]

舞台を観ているような感覚に。銀河鉄道の夜、昔読んだはずなのに…もう一度読もう！

2020/08/10

[レリナ]

これは感動モノ。アキラの意外な才能、そして巌の意思。作品を通して伝わってくる役者達の魂。巌が伝えた意思は作品を通して役者を育て、作品を完成させた。夜凪のアドリブに答えたアキラの役者魂。明神の真の意味で求めていた役者の向こう側。巌が育てた役者はこれからどんな成長を遂げていくのだろうか。この漫画は完成度が本当に高いので、これからさらに伸びていく可能性がある気がする。この漫画好きになった。興味が自然と湧いてくる。次はどんな感動をくれるのか、ワクワクするね。次巻に期待。

2020/01/13