ジャンプコミックス ＳＱ． 憂国のモリアーティ 〈３〉

アーサー・コナン・ドイル/竹内良輔

集英社（2017/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 212p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088811239
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[星落秋風五丈原]

今回の元ネタは「緋色の研究」「バスカヴィル家の犬」あれよあれよという間にコナン・ドイルの小説家デビューまでこぎつけてしまったが、今回の事でも明らかなように、ホームズはモリアーティ教授の予想を外した行動を取って来る。知らずに最大の宿敵を招き入れてしまったことに気づかず、まだ操れる余裕を持っている教授だが、第一回のラストではライヘンバッハの対決が描かれているので、これから、どのタイミングで両者の関係が変わっていくのかもみどころ。

2017/07/04

[ブックマスター]

三巻目。序盤でベイカーストリートイレギュラーズが登場。本家ではあまり出してもらえていない彼らには、このシリーズで活躍して欲しい！ウィギンズからホームズへの対応がぞんざいで子供らしいのが(笑)フレッドは人並み外れた身体能力を持っているが、何者なんだろう。彼の正義感のおかげで、幼い命が助けられた訳だが。登場人物の過去は、後々分かっていくのかな。それにしても、貴族たちの“狩り”が悪魔の所業過ぎる…。今回はウィリアムたちが始末してくれて良かったと思ってしまった。正義と罪の境界がどんどん曖昧になっていくな…。

2018/10/31

[青蓮]

容疑者として逮捕されたシャーロックが自身の容疑を晴らすため、仕掛けられた謎を解くために立ち向かう。ワトソン可愛いすぎか。「バスカヴィル家の狩り」は結構残酷な描写がありました。平気だけど。この話ではフレッドやルイスに焦点が当てられててルイス推しとしても楽しめました。兄であるウィリアムのルイスへの想いがいい。モランはフレッドとルイスのお兄ちゃん的な感じが良かったです。終盤ではモランに何か秘密がありそうな感じがちらっと。ウィリアムが目指す世界は本当に美しくて幸福なのだろうかと思いながら次巻へ。

2019/04/02

[はつばあば]

警察や司法が裁けない特権階級の犯罪をモリアーティが罰し、闇の光を照らすヒーローにシャーロックが。シャーロックはそんなこと思いもしないでこれから犯罪を暴いていくのだろうなぁ。日本版必殺仕事人・・途中で止められるわけがない(^^♪。しかし人とはわからんものだ。オックスフォードまで出て人間狩りだなんて。そういや東大まで出てアホな事してる議員が何人かいたな

2019/07/30

[momogaga]

レンタル。正義とは何か。読みながら哲学的テーマを考えてしまう。正義のために犯罪は認められるのか。テレビドラマ「必殺仕置人」でも同じことを考えていましたね。

2019/04/21