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出版社内容情報
先鋒戦、巨体の間宮に対し蛍は奇策に全てをかけるが――。次の二陣戦では、共に格闘技で王者を経験した千比路と荒木が激突! 両者一歩も譲らぬ攻防戦の行方は…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
37
雪の下でじっと春を待つ花がついに・・・って感じか。ちょっとうるっときた。2015/11/06
流言
32
いよいよ団体戦。流れとしては妥当というか、勝つべき人が勝利を収めて負けるだろうという人が敗北を喫する予定調和な印象も受けるのだが、レスラーから力士へと脱皮する国崎、小関の狂気めいた相撲へ思い、勝利のためなら憧れも捨てる三ツ橋、悔恨の思いが重くなるユーマ、そして同じように相撲のために研鑽を積んで来た石高の面々。その試合の一つ一つを丁寧に描いているために、積み重ねてきた実力はそう簡単には覆らない、ビギナーもビギナーなりに成長を見せるけれど日々の努力を凌駕するものではない、という実力主義のハードさが見えてくる。2015/12/20
糸車
27
ひとりひとりの思いが重すぎて胸にしみる。読み終えたらやっぱり涙がこぼれている。どこに焦点を当てて感想を書けばいいのか分からなくなる。巻末のおまけ漫画でえへへと笑って、また明日読み返そうと思う。2015/11/07
トラシショウ。
23
覚悟と信念、意地と矜持が激突する、全国出場を賭けた大太刀高VS石神高の火花散る激闘の続き、三ッ橋の緒戦の顛末から國崎、佑真の奮戦を経て、部長である小関と石神副将真田の背水の陣まで。幕間の4コマでの荒木のギャグキャラ化が止まらないな(笑)。スポ根もの少年漫画では散々描き尽くされて来た筈の一連の試合編成でありながら、そのセリフのことごとくが胸を打つ。特別に奇をてらう事をせず、一人一人の心情に素直に寄り添う作者の暖かく、丁寧で確かな視点にブレがないからだ。果して太刀は岩を斬る事が出来るか(以下コメ欄に余談)。2015/11/05
山口透析鉄
14
引き続きBookLiveで読んでいます。 千葉県ライバル高校同士の対戦、団体戦、大将戦の前まで、この巻まるまる使っての描写が熱かったですね。秘策を伝授したり、過去の回想シーンを試合のシーンと上手く組み合わせるという、スポーツまんがの王道展開ばかりでしたし。 小関部長の奮闘ぶり等も胸熱でした。彼の人間性もよく出ていたというか。 親方の解説役等も良いですね。巻末の描き下ろしまんがも良いですし、作者にはファンレター、送りたいですね。2023/03/02