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出版社内容情報
市之進を謀殺して花村家を改易に追い込み、血煙の重蔵一味を陰で操り悪事の限りを働かせる──。全ては老中・瀬良の所業だと知った里江は、江戸の元凶を斬ると決意! 宿願である父の敵討ち、果たしてその行方は…!? 里江と周助に予期せぬ運命が待ち受ける、激震の最終巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
23
前巻の風呂敷を広げすぎな感じがひっかかって読むつもりになれずにいたのですが自分の中で物語をきちんと終わらせたくて手に取りました。偉そうに言いますが原作者としては精一杯の収拾に努められた様で齟齬は残るもののなんとか幕がひけたように感じました。めでたしめでたし2015/03/23
歩月るな
16
大団円……か。これで完結だったのかぁ。上手く丸めこまれてお終い、って所で最後の仇討ちに乗り込む燃える展開は痛快で良し。又八っちゃんが期待を裏切らない活躍をしてくれたのが嬉しい。河下先生が多分、またどこかで描くかもしれないと言われている男性キャラは又八っちゃんだと思います(もっとたくさんいるよ)。2015/03/12
johnta_rou
8
本棚整理。傷を負った兄から今回と花村家断絶の顛末が語られる。老中世良景次と血煙の重蔵一味の繋がりから、周助はついに両親の仇に辿り着く。お喋りの周助が黙して目で語る日が来ようとは!重曹と義賊だった父との関わり、そしてその末路が何とも…。悪の根源に挑むてとくちたち(沖田さん…;_;)、口には口を!の戦い方が良かった。私も2人と喋ってみたいなー♪河下先生の作品内での再登場、楽しみにしてます(^^)2016/09/04
みきこ
4
里江さんがかっこよかった。河下水希先生のラブコメが大好きなのだけど、今回は今までの作品にはあまり見られなかった女子のかっこよさが観れて、河下先生の描く女子の魅力の幅が広がったなぁと思った。次はどんな作品を描くのかな。楽しみだな。2015/01/06
森山樹
4
最終巻。綺麗にまとまったと思います。もう少し読みたかった気はするけれども。又八郎と曽根の立ち位置が非常に好みでありました。ただ,最後はやはり駆け足過ぎる印象もあり。特に宮坂冬伯の真言の破られ方が酷い。周助を活躍させるには最適な方法ではあるのですけれどね。何はともあれ,里江が魅力的な作品でありました。2015/01/06