ヤングジャンプコミックス リクドウ 〈１〉

松原利光

集英社（2014/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 190p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088798837
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

父親を失った少年・芥生リクは借金取りの元ボクサー・所沢京介と出会う。理不尽に満ちたこの世界で、人は何をよすがに生き抜くのか。戦うのか。人生という茨の道を歩む芥生リクの破格の拳闘ストーリー!
少年には何もない。その拳以外は。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[傘緑]

身体の底から込み上げる、吐き気とのたうつような痛みと心を蝕む絶望、そんな暴風雨の如き理不尽な暴力に巻き込まれて、殴りつけられたように１２巻まで一気呵成に読んでしまった!!これが新人の描くレベルのものなのか!!と愕然とした。漆原ミチの『よるくも』を一蹴するほどの衝撃だった。最近の巻はソフト路線へ転向しているが、初期の内容は…この読んでいて心臓をえぐられるような、眼球を焼かれるような、喉を潰されるような、理不尽な凶暴な暴力にただひたすら盲目的に堪えねばならない感覚は、私の中に刻み込まれて、大きく傷を残している

2017/07/14

[カラシニコフ]

ヤングチャンピオンとかでやった方がいい胸くそぶり。嫌いではないが。 ★★★☆☆

2016/11/04

[sskitto0504]

なかなか過酷な設定から始まるボクシングマンガですね…親父もオフクロも自業自得だけど、先生だけはかわいそすぎる…どういう展開になっていくかな。

2016/08/15

[eira440]

ゴールデンカムイの影に隠れて良作の雰囲気が出つつあると聞いたので。最初の3話がえらいヘビィでバイオレンスな内容だけに戸惑ったものの、ボクシング漫画的にはむしろ王道と言える感じがする。ずっと陰で生き続けてきたリクがボクシングという世界で陽の光を浴びていけるようになればいいなと思わせる第１巻だった。初連載でこの画力と台詞回しは素直に素晴らしい。初連載の漫画を読むと大抵他の連載陣に比べて若干の物足りなさを感じることが多いんだけども、この漫画にはあまりそういったことを感じなかった。かなり期待出来る。

2015/09/04

[Dー]

遂に買ってしまった…最初の1〜3話が胸糞悪くて面白いけど買うの止めてたけど…ヤンジャンの石蕗戦を読んで買うことに決めました。主人公のリクの幼少期が過酷すぎて辛かったけど…圧倒的な描写でリクドウの世界観にひきこまれました。続きが楽しみです。

2014/12/21