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出版社内容情報
マルキは犯罪王ではないと暴露するカーヤン。カーヤンこそ架空の存在「ポポネポ」を創った者だった! 囚人たちの暴走を阻止するため爆撃される監獄空母…。犯罪王としての力を失ったマルキが新たに選ぶ未来は“正義"か“悪"か──!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
13
完結。打ち切りとかでは無いと思うけど、急に終わった感満載。ただし、終着点がどこなのか、今まで読みながら全く分からなかったので、これが小路さんの描きたかった完結なのだとしたらそれはそれで良いのでは無いかと思うのである。過去と現在と未来がごっちゃになって交差して進んでいた物語なので、それを四巻にまとめたわけなので、中々の重量を持つ物語ではあったと思うのです。何を伝えたかったかとかは特に考えない。まあでも終わってこの作品がどうだったか振り返ってみて結局、変だけど面白かったなあと言う感想が出てきたのでそれで十分。2014/06/01
ゆず太
5
偶像として仕立て上げられたマルキ君が、最後の最後に生きる意味を見出し、ピエロとしてひっそりと去っていく。世の中にはヒーローも犯罪王なんてのも居なくて、無関心に日々を生きる人たちにとってはこの話も地球の裏側で起こったことと同じでしかなくて、ごくごく一部の人の記憶にしか彼の姿は残らない。なんとも小路先生らしい幕引き。マルキ君の行動は果たして正か邪か、一体どちらなんでしょうね。今一度彼のことを表から見ても裏から見ても、どうにも正にも邪にも見えて、副題の回文は彼自身を象徴していたように感じました。2014/03/13
yoo
3
やや消化不良だが、この作者なら許せてしまう不思議。結局カーヤンって何者だったんだろう。2015/02/16
風鈴黒餡
3
犯罪王じゃないのに犯罪王に仕立て上げられ、犯罪王じゃない事をばらされるも犯罪王として名を残す小市民のお話。勘違いされてボコられて気狂いピエロでも、己の中の愛と正義に殉じたのならば、幸福な人生を送ったと言えるのか。「命ってそんな使い方すんの」。でも、街を救ったのは思考停止の小市民だし、発現能力?もこれ以上無いくらいのヒーローっぽさなんだよな。結論がぐるぐる回る事回文の如し。しかしカーヤンは何だったんだ。2014/03/18
Ex libris 毒餃子
3
以外と直接的なバイオレンスが多かった2014/03/21