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出版社内容情報
清徹への想いが止められず、ついにあふれ出てしまった節子。そんな突然の節子の告白に清徹が返した言葉とは…? 一方、悩める節子を見守る清玄は、相変わらず悶々ライフを抑えられずにいて…。そんな中、峰博和尚に異変が起き祥願寺に予期せぬ出来事が!? さらなる波乱が起こります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
39
峰博和尚が…人それぞれ、いろんな最期があるけれど認知症を受け入れていくのは周りもツラいよね。特に仏のような和尚だもの(T_T)そして清徹も。「止む無し」ってニッコリ言えない。2015/01/28
くりり
32
衝撃的な巻。お坊さんも悩むし、惚けるし、病気になるし、死に向き合うのは怖い。そして、女の柔肌へと慰めを見出してしまう...俗世を捨てたとはいえ人間だから。それにしても、ニッコリして「止む無し」はなかなかむつかしい。2015/01/25
ako
10
祖父の住職峰博が正気と惚けの間をさまよい始めました。清玄は寺を捨てた父に再会した事で、母と妹を守る為に坊主になった清玄に発心がないこと、出家しても何も捨てていないことを指摘される。死が恐ろしくて仕方なく余命僅かの清徹。この寺に将来はあるのでしょうか?2015/05/01
ぶんぶん
10
【レンタル】ますます深い、人間の心の深淵を見る様です。毎回、生きている意味を感じさせてくれます。「諦め」=「物事を明らかに見極め知る」と和尚は説く。「四諦」とは…形から入れと「止む無し」と受け入れよと。無常の世に生まれた事は仕方がない、止む無しと達観せよと。清玄にも清徹にも大きな試練が待ち受ける。次巻が待ちきれない気持ちは久しぶりです。2013/09/14
チューリップ
7
住職と清徹の展開が衝撃だった。住職は3巻読むとフラグみたいなのは立ってたし、年齢考えたらそうかーとなるけど、清玄が清徹の事知ったらどうなっちゃうんだろうか。色々心配になってくる。住職が清玄の祖母に話をする時に形を整えているのを見ると住職でも受け入れられない苦しみみたいなのあるんだなと感じて切なかった。父親に会いに行った清玄が母親や妹の為に坊主になったのであって発心はないって言われているのが印象に残ったけど、14で父親が出ていって周囲からも継ぐように言われていたらそうならざるを得ないような気もする。2023/05/02