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出版社内容情報
帝国タワーの上部と下部での死闘はさらにヒートアップ! 上部では鞍馬組とカラカルの肉弾戦! 下部では貘と捨隈のドティを使った頭脳戦! その二つの戦いの鍵を握るのはマルコなのか──!? そしてタワー内に二人の密葬課の人間が突入! 密葬課vs立会人の死のタッグマッチが始まる…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
26
グリーフ・マーティン。覚醒のカラカル。悪魔再び。ゼロとツーの立会人をボーイと断じる密葬課。主人公のはずの嘘喰いのギャンブルそっちのけで無法の暴力がぶつかり合う。特に数ページで零號立会人切間達器に一杯食わせ、卵の中の雛を噛み砕く真鍋匠、夜行の腕に降り立って立会人恐るるに足らずと言い放つ鷹さんから紙面越しに伝わる強者のオーラは並大抵ではない。この”現実”、”国家権力”が存在する世界でのギャンブルというのがこの作品の味である。ああ、バロットが食べたい。2014/03/17
十六夜(いざよい)
12
帝国タワーでの死闘はさらにヒートアップ。鞍馬組とカラカルの肉弾戦。貘と捨隈の頭脳戦。二つの戦いの鍵を握るのはマルコ⁈さらに密葬課vs立会人の死のタッグマッチが始まる。もう至る所で肉弾戦ですよ。おかしいなぁ、嘘喰いはこんな話しだったかな。最初の頃の様に、敵をあざむいて美味しい所を持って行くのが仕事じゃないか。この展開が暫く続くのはキツいなー。2021/01/15
sidebell(=^□-□^)ノシ←横鈴
5
帝国タワーでの嘘喰いと砂熊の対決 なんとなくバイオレンスパニック映画を見てるようだ。そこに絡む蘭子とカラカルの思惑がストーリーを複雑骨折させてる まあそれでも蘭子のカッコイい姿とパニック度合いが◎2012/04/05
645
4
驚きは多いし面白い漫画なんだけどな…智+暴が魅力だったのが最近は智<暴になり肝心の獏側の描写が散漫になっている気がする。内容も複雑なので少し読者に置いてけぼり感も。カラカルの意外な敗北や蘭子の活躍、半熟卵野郎(笑)・ボーイばあさんの密葬課と號奪戦待った無しの夜行・切間の組織対決等見所はたくさんあっただけに内容のバランスにどうしても不満が 残ってしまう。濃いキャラや超人キャラが増えて来ててインフレ化がジャンプチックな今日この頃(笑)初心に戻ればキャラや話をより魅力的に見せれるとと思うんだけどな、もどかしい。2013/06/17
keyhole
4
【★★★】蘭子姐さんにシビれたと思ったら"半熟卵"に持っていかれた巻。切間立会人と同じ表情をしてしまったよ、アレ。マルコvsカラカルや、切間&夜行vs密葬課トップin車が始まってアクション色で染まり、非肉体派を独走する主人公は一切出て来てないのに苦笑というか何というか。しっかし、VFX観てるような画は面白いっちゃ面白いんだが、多用されると早く話進めーと思ってしまうな。2012/01/27