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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
5
巻末に思いがけず「長歌行」外伝にあたる玄武門の変、長歌のお母さんの物語が収録されていて、おぉー、と。久々に大人で良かったと思いました¥。この漫画家さん、日本の漫画をかなり読んできたんだろうなー、と読みながら感じる表現がたくさん。気になってちょっと調べたら、漫画家の置かれている状況が日本とかなり違うのですね。ネットが主戦場(縦スクロール)だったり、育成システムを備えた会社があったり。トラブルが尽きない現場だと思いますが、この作家さんには頑張ってほしい!単純に続きが読みたい。2019/01/08
眠る山猫屋
5
日本人には無いような感覚、あるいは世界観がいい。ベタベタとし過ぎず、硝子一枚挟んだような歯痒いような、そして少し淋しい世界。少女は現実と幽冥の二ヶ所を往復しながら生きる場所を見つめていく。少女というより、ほぼ幼女なので、自身の選択肢ではなく、まわりの暖かさに導かれる感じが良い。2016/04/18
MamaxKoko
5
まるで夢から醒めたような感覚に…。もっと読みたかった。2015/04/25
poco
5
【★★★★★】鶴と将軍の話が切ない。儚くも美しい話が詰まっています。暗黙の了解的な謎にもやもやされるけどそれがタイトルにもなっているのなら仕方ないんでしょうか…良い作品なので続きが見たいところ。 美しく優しい物語は書き手の心に反映されているというのが後書きを見てもよく分かります。BASARAの夢吉とか猿好きは胸をわし掴みにされる内容ですよ。猿かわええ。余談ですが、中国の漫画で萌え〜と萌えている描写があって、同じく小学生に萌えれるのが漫画文化の凄い所だと思いました(笑)2010/11/14
pcance
3
語の住む田舎で育ち、都会へ行ってしまった人が登場。誰しもいつかは、昔ながらの不可思議の同居する世界を忘れ、現実に染まらなければならないのか。子供の語には分からない。こういう物悲しい感覚は日本人に限らずとも持つものですね。悲しい終わり方にならなくてよかった2014/10/23