ＳＣオールマン 監査役野崎修平 〈３〉

能田茂/能田茂

集英社（1999/10発売）

• サイズ コミック判／ページ数 199p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088782720
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Bun-ichi Kawamoto]

信用や正義は理想ではない。まともな経済活動をしていく上でのコストだ。世間の信用を裏切ったためにどれだけ損失を被ったか。

2016/02/15

[水面頼光]

Kindle無料版にて。圧倒的な存在感の黒田が登場。今まで敵であった役員たちが全て小物に思えるほど。突き進んでいった先に見えたボスキャラ。さぁどうするのか？気になる～。

2015/06/06

[Hideki Katagiri]

あおぞら銀行監査役・野崎修平は、同行の不正融資を調査。林専務の関与を公にし、告発するという形で、銀行の進むべき道を内外に示す。頭取より、再生委員会の長に抜擢された武田は、過激なリストラ策を断行。銀行の財産を「人」と考える野崎は、行員の混乱を懸念するが！？

2015/07/09

[ジョニサン]

著しく「サラリーマン」な感じ。上は上で大変。切って切られて、駒になったり、「とかげの尻尾切り」も平気で行う。嫌な「社会」の現状をまざまざと見せつけられる。この作品にある人間関係はリアルにある。切実な問題ではあるけど、うまく世の中を渡る術は自ら見つけなければいけない。何を信じ、何を見ていくかは重要なスタンスだと思う。

2012/04/20