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出版社内容情報
戸川、野宮、高橋…三者三様の現実から目が離せない!! 若きアスリートの衝動、葛藤、現実、挫折が心に突き刺さる。ヤングジャンプ本誌シリーズ連載の車イスバスケコミック、第2巻登場! 第5回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
64
それぞれのリアル。戸川のワンマンプレイと中学時代のスプリンター。親からピアノを強要されていたが、本当にやりたいことは走ること。それなのに骨肉腫となり、走ることができなくなった。遂にやりたいことが見つかった矢先に、青空の下、絶望を知る。高橋は足を動かすことはできず、バスケをすることができなくなる。歩けなくなると医師に告げられ、病室から見る景色に涙しかない。野宮はバスケに一生懸命に取り組んでいたが、最後はバスケの試合に出ることもなく、外から最後の試合を見て、泣く。三者三様の絶望が心を打つ。2019/02/12
あきぽん
46
生きていると「何で自分なんだよ!!」という不運を経験する。そしてそれを受け入れ新たに前を向くことは、不運の度合いが強ければ強いほど精神力を必要とするのだ。諦めないことよりずっと強いタフネス。骨髄損傷、片脚切断、もう一人は障がいはないがドロップアウト。もうすぐ始まるパラリンピックの選手を、彼らに思いをはせながら応援しよう。そして自分も強くなりたい。2024/08/26
wata
38
「感覚のない脚だけが俺のリアル」って辛すぎる(T_T)清春君の過去もやっと本当にやりたい事ができるようになったと思ったら骨肉腫だなんて…。2015/01/27
Die-Go
34
高橋久信は、下半身不随と言う現実を突きつけられる。野宮は高校三年間のバスケ人生が思いもよらぬ形で潰えたことに涙する。戸川清春も自分の弱さを見つめ直し、問題を起こして辞めた前所属チームに頭を下げる。そして、清春が車椅子バスケをする前にかけていたものとは。★★★★☆2022/04/26
くりり
30
戸川の過去、やっぱヒーローを目指すのが男ってもんスよ(^^)/2014/02/23