ジャンプコミックス テニスの王子様 〈４２〉 Ｄｅａｒ ｐｒｉｎｃｅ

許斐剛

集英社（2008/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 171p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088745220
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[蝶よ花You]

まずは、こんなに面白い作品を貸して下さった読友さんに感謝。この作品は他の戦闘作品（笑）と異なり、「主役が読者の目に見える形で負けない作品」。手塚部長などに負けた、という描写はあっても、決してその情景を見せる事がなかった。ここがこの作品の巧さだと思います。もちろん他の思い入れのある人物が負けても悲しくなりますが、「リョーマは負けない」という安心感があるからこそ心折れる事無く見続けられる。そこを軸に進んだからこそのドラマが生まれた。できた作品です。おいしい作品をごちそうさまでした。

2015/02/08

[exsoy]

つい先日、アンディ・ロディックが現役を引退した。引退を決めたロディックのプレーはとても楽しそうだったというニュース記事を見たことを思い出し、その時の彼は天衣無縫の極みを体現していたのだろうか？とちょっと思ったりなんかしたりして。

2012/09/08

[たべもも]

★★★★☆。最終巻。ﾘｮｰﾏVS幸村。なんかﾃﾆｽ的な事は途中からよく分からなくなってきたけど、勢いで盛り上がれる楽しい作品でした。この時点でﾈﾀ尽きたであろうに、新ﾃﾆﾌﾟﾘではどうなるんでしょうか…?不安もあるけど楽しみ♪

2015/03/04

[りりす]

無印最終巻まで読了！42巻読み始め5頁くらいで「これ面白いか？」と思った。最終巻まで読んでおいてこう言うのもなんだけど。少なくともこの42巻も決勝戦も良い出来では全然ない。最後のポエムは我慢して、天衣無縫の展開は多少イタいけど擦れてない発想でジャンプ向きだから良いとしても、幸村の強さとか想いが出し切れてないからせめて2巻分の尺使わないと、駆け足すぎて盛り上がらない。まあそこは事情もあるでしょうが。真田手塚戦、リョーマ跡部戦の方が決勝戦感あった。堀尾の無音の応援、「さぁ行こう手塚………日本一だよ」は良かった

2015/06/09

[MERLI]

五感を奪う幸村のテニスを前に越前は追いつめられる、しかし土壇場で天衣無縫になり幸村を圧倒、青学は全国優勝を決める。月日は流れ、彼はアメリカにいた。より強い相手に出会うためか、それともまた別の思惑があるのか。どちらにせよテニスの楽しさを忘れない限り彼はどこまでも昇りつめて行くだろう─。最終巻です、あぁ長かった。

2019/05/23