ジャンプコミックス ふんどし刑事ケンちゃんとチャコちゃん 〈２〉

徳弘正也

集英社（1989/07発売）

• サイズ コミック判
• 商品コード 9784088712420
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[永田 誠治]

読メ登録のため押し入れから出して再読。徳弘正也は、お下品なギャグだけでなく、ボディビルのうんちくが随所に盛り込まれるのも特徴的。ひいてはホモネタにもつながるんだけど、トレーニングや筋肉の勉強になるのは、全作品に見られるところ。あ、今ってLGBTQの時代だから、笑いにするのダメなのかなー？

2022/11/28

[松田望]

ギャグーシリアスのバランスがいい。 『ターヘルアナ富子』まではギャグが中心だったが、本作はちょうど真ん中に寄っている印象。 「ターちゃん」はそのギャグーシリアスのバランスがシリーズによって揺らぐが、この漫画は統一感がある。 善と悪が対立し主人公チャコちゃんが翻弄されながら、パートーナーケンちゃんの助けにより真実を見失わず／発見し、事件を解決する。 デビュー前後の短編から徳弘氏の作品にある価値観の揺らぎが本作でも重要な要素。 手段を選ばないものは正義ではなくなるのだ。

2017/04/24

[Kenshi]

タイトルはおちゃらけだが内容は狂四郎ばりにハード＆ウェット。徳弘正也の描く血糊は脂の滲んでる感じがしてなまなましい。

2015/03/21

[三田郎]

ホモ版銀魂と言ったところか。無駄にシリアスな部分が多く吹っ切れていない感じがして残念。

2024/02/13

[せいきちろう]

［再読］笑いからシリアス、エロなどすべてが詰め込まれていて個人的に大好きなので、今も手元に置いています。全2巻。だけど何も終わっていない。今更続編はないだろうけど、 当時の表現で続きが見れたら最高です。徳弘先生は最高です。

2021/09/17