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出版社内容情報
遥か未来、恒星間を行き交う貨物船「いなば1号」に乗り込んだ、4人の美少女クルー。ありったけの英知と好奇心の限りを尽くして暇や退屈と戦う日々の物語! 宇宙空間ならではの壮大なスケールで盛り上がれ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
8
皆と一緒なら、宇宙のはてまで旅しても、きっと退屈なんてしないのだ、と。はるかな宇宙を少人数で渡り、退屈と戦い好奇心に身をゆだねる少女たちの物語♪この方の描く本は、かならずどこかに遥か高みを見上げるシーンがあって、それが素敵で大好きなのです。ワームホールを渡るシーンも雄大でいいなぁ。宇宙からのスカイダイビングに、アンドロイドだけが怯えてるのが面白いな、まぁたしかに自殺行為だよね(笑)いつか、見果てぬエイリアンと出会えたとしても、この子たちなら楽しく遊んでるうちにファーストコンタクトを終えそう♪2013/07/09
歩月るな
5
話の組み立てにもっとも時間がかかってる日常系、と言っていい気がする。こういうの作るのほんとすごい大変だと思う。2013/11/30
しおこ
5
SFな世界観であることを大事にし、踏まえて作られたゆるいショートストーリーの連作。最近見ないテーマかつ背景も動きも描ける漫画家さんなので臨場感があって新鮮な良作。ただ絵も文も情報量が相当多いので、流し読みでは労力の掛けられた部分の良さが分かりづらいかも。…あとメインキャラクターはかわいい女の子4人でもあるのに、表紙でウリがぱっと分からずすごく損をしているような…2013/06/24
いっぽし
5
「つまらない時代に生まれたなぁ。未来/過去に生まれていたらもっと面白いことがあっただろうなぁ。」というのはいつの時代の人間でも考えることでして。現代の我々が憧れて止まない遥か未来の宇宙を舞台に、女の子4人とタコ一匹が全力で様々な暇潰しに挑戦するハードSFコメディ。彼女たちにとって宇宙はありふれた日常だけれど、その中で面白いことを見つけて全力で楽しむ姿が最高に痛快でした。未来を夢想して嘆くのではなく、今を楽しみながらのんびり変わって行けばいいんですよね。今だって退屈してる暇はないのかも!2012/10/31
木曜の男
5
SQで目を付けてたので単行本化されて嬉しい限り。いや心配したよ。こういう話読むといつもコールドスリープしたくなるw なんであと5000年遅く生まれなかったのか… 2012/10/20