ジャンプコミックス こちら葛飾区亀有公園前派出所 〈第９９９巻〉 １３誌出張版の巻

秋本治

集英社（2011/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 261p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088703589
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

連載35周年の記念企画として、集英社が発売している全漫画誌13誌に、“出張版"として掲載された「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を完全収録!! 掲載当時の雰囲気を再現したこの1冊を読んで偉業を体感せよ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Y2K☮]

５年前に出た、集英社全漫画誌に掲載された出張版の完全収録。この時は４０周年で終わるとは想像もしなかった。掲載誌によって内容を使い分け、尚且つ自然体なのは人情・ギャグ・オタク・下ネタ何でもありの「こち亀」だから。「りぼん」と「ザ・マーガレット」掲載作が特に余韻を残す。両さんが体現しているのは荒木飛呂彦が「スティール・ボール・ラン」で「かつて存在したもの」とした「男の世界」だと思う。真っ向勝負（時にクレバー）、頼りになる、行動力がある、細かい事を気にしない等々。キートンとも重なる。こういう男が一番カッコいい。

2016/09/11

[mitei]

出張って簡単に言うけど著者のネタの豊富さがすごいなぁと思った。

2013/01/21

[昼夜]

秋元先生、こち亀連載35周年おめでとうございます。少年ジャンプの〆切を抱えながら13誌分の漫画をその雑誌の雰囲気とか読んでる年齢層で内容も変えてるのにしっかり両さんだと解る内容なのが凄い。

2011/12/04

[OTIUM]

こち亀年代記が面白い。すごい漫画である事を再認識した。

2011/12/25

[fumikaze]

「さすがに今回は原稿を落とすかもしれないと思うくらいハードスケジュールだった」と本人はコメントしているが、結果は其々きちんとアイデアを練って作り上げ、しかもどれもきちんと間に合わせたらしい（編集者コメントより）。なんて凄いのだろう、秋本治さんという人は!

2024/04/15