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出版社内容情報
拉致した少女との“ごっこ"遊びの行く末は――!? 奇才・小路啓之が紡ぐ禁断にして究極の、愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
10
小路啓之さん初読み。と言っても、一巻ずつ「ポポネポ」と「かげふみさん」を購入済みなのです笑 何故だか知らないけれど続巻は売っていない、全て。個人的には完結済みの作品は一気読みしたい派なので、腑に落ちなかったけれど、我慢できなくて読み始めてしまったら止まらなかった。やっぱり自分の観察眼に外れは無かった。小路さん面白すぎる！こういう世界観本当に好きなんだよなあ。道満晴明さんに似てるかも。確実に人によって好き嫌いは分かれるとは思うけれど、少なからず自分は好き。どハマリする人はどハマリする、そんな作品です。2013/07/06
訃報
9
ああ…何なんだろうこの漫画…俺も娘欲しい…そして娘が成長して「小さかったあの頃の娘」を失った後の強烈な孤独に打ちひしがれて死にたい…でもそんな一時の感傷では本物の子育てなんてできねんだよ！ってことまで言われてて刺さる。 これ主人公がドクズだからいいんだよな。娘を自分のようなクズにしないために正しく育てようとする。間違った人間が正しく生きようとする姿。にせものと分かっていながら本物になることを諦めきれない姿。迷子システムとかチンピラめいたおっさんとかサンタの話とか、人間の汚さ描くときに同時に尊さを描いたり滑2016/02/11
古槍新垢
4
かげふみさんを大分前に読んで合わないかなーとか思ってたけど思わず設定買いしてしまった。育児漫画とか子供モノの中に、時々ロリコンの願望っぽいのが混じってるのを感じて気持ち悪いと思う層には面白いだろうし、ロリコンはヨヨ子可愛いよで読める。でも主人公は正直ロリコンじゃないよね。よつばと、ぢごぷり、マイガール、うさぎドロップとか、それぞれの気持ち悪い要素を抽出したらこんなんができると思う。自分の嗜好が変わったのかと考えたが、どうやら作者の漫画の中では薄めらしいので他作品はどうするか迷う。2011/06/29
Ｎ
3
薄氷の上を歩いているようなスリリングな感触。絵柄と物語の齟齬が魅力的。帯に「小説より奇なり」と記されていたが、むしろ極めて小説的なのでは。ごっこ＝虚構。フィクションの本質をついた作品。2013/05/17
shomu_t
3
目下のライバルはよつばと！っすね！2011/03/08
