ジャンプコミックスデラックス Ｄｒ．ＤＭＡＴ～瓦礫の下のヒポクラテス～ 〈６〉

菊地昭夫/高野洋

集英社（2013/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784088588056
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

首都圏直下型巨大地震発災!! “瓦礫の下の医療"を行うため響達DMATが駆けつけた現場には、生死の境をさまよう多くの人々が…。限られた資材の中、懸命の治療を施す響達。その時、余震が現場を襲う! 崩落する巨大ショッピングモールに取り残された彼らの運命は──!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[芽依*]

首都圏直下型地震の続き。トリアージの黒は死を意味する。その赤と黒の間には大きな決断が必要なんだと分かった。助からない命を切り捨てる事の痛み。地下鉄から生きて出てきた人が数分で急変して亡くなったのは怖かった。

2017/10/05

[十六夜（いざよい）]

首都直下型の地震に見舞われた東京。各地のＤ－ＭＡＴが災害現場へ出動するが、更なる余震が続き死者はどんどん増えていく。仮想の話だとはわかっていても、災害による死や命の選択は胸が苦しい。医療従事者による薬の取り合いなども実際に起こりうる事態かもしれない。もしこんな震災が起きた時…と考えずにはおれない内容。

2019/01/26

[にゃむこ＠読メ11年生]

まさに文字通り、瓦礫の下での救急医療。前巻から始まった「東京湾北部地震」（本文より）が圧倒的な緊張感、緊迫感で胸に迫る。混乱した医療拠点で、響は医療チームの指揮を執ることに。ひとりでも多くの命を救う「最大多数に最良を」の信念のもと、犠牲を最小限に抑えるための判断を下さねばならないのは断腸の思いだろう。

2015/12/27

[棗]

ヒューマニズムだけでは人の命は救えないっていうの、すんごい刺さるわ…

2014/04/24

[おこた♪]

めっちゃ嫌な終わりかた。また、八雲先生は震災で身内を亡くすのか？瀕死の実妹を目の前にして冷酷な判断が下せるのかな？また、最初の八雲先生に戻っちゃうんじゃなかろうか？ 年明けはドラマが始まりますがまさか、実写化されるとは。5巻出たとき帯すら着いてなかったと思うんですが…どっからどこまで、ドラマになるんでしょうね～現実も震災直後だから、まるっこはやらなそうだよね。

2013/12/28