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出版社内容情報
日に日に厳しくなる国王の軍隊と平民達との対立。オスカルの率いる衛兵隊にも出動命令が出る。ともに闘いに向かうその日を前に、長い想いの時を経て、オスカルはアンドレと結ばれる。そしてとうとう運命の日が…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
63
涙で顔がべっさべさの7巻。「歴史を作るのはただひとりの英雄でも将軍でもない我ら人民だ」名もなき英雄のひとりとなる決断をし、バスティーユ陥落と共に去りゆくオスカル。今日食べる物すらなく、困窮に喘ぐ市民の苦しみ。富む者として生まれ、生きることに苦労はなくとも自由も選択権もない王家の辛さ。希望と期待に満ちた婚礼がこんな結末になろうとは誰も思わなかっただろう。互いに優しさを持ち合い、助け合い生きていく、簡単なことが何より難しい人間の業の深さが哀しい。2020/01/25
むらさきいろの薔薇が好き
7
パリへ出動前夜ついにオスカルとアンドレは結ばれる。令和ベルばら映画で「夜をこめて」に音とセリフが付きその美しさと儚さ切なさに感涙。少女漫画史上こんなに素晴らしいラブシーンがあるだろうか。出撃したオスカルをかばい銃弾に倒れるアンドレ。魂の半分をもがれたオスカルの叫びと涙。そして7月14日のバスティーユ砲撃でオスカルも命を落とす。「自己の真実のみにしたがい 一瞬たりとも悔いなくあたえられた生を生きた」彼女の生き様に心震わせられる。2025/03/20
クサバナリスト
4
オスカルとアンドレ、めでたし、めでたしで終わるものだと思っていたが違っていた。2人が中心の物語だと思っていたが、これまでの主人公の退場とともに話はヴァレンヌ逃亡事件へと続いた。本当の主人公はマリー・アントワネット?2015/11/01
shibatay
3
再読2014/12/16
はち
2
革命。バスチーユ前にて。2025/03/26