マーガレットコミックス 少年は荒野をめざす 〈３〉

吉野朔実

集英社（1995/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 175p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088483818
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[還暦院erk]

蔵書（ホントはぶ～けコミックス）再読。部屋の隅に椅子やシーツで「秘密基地」を作るシーンでコクトー『恐るべき子供たち』を連想した。あちらは姉弟だったが、狩野と陸は”たましいの双子”？二人とも天然ジコチュー、周りへの配慮無しという点で実年齢より結構下だから「子供」と言っちゃっていいと思うが、誰も好きでないってえ割にモテるのは今でも妬ましい。もやもや。「コンプレックスの強いばかって嫌いよ！ばかが暗くてどうする」と小林に一喝されたいわたし。

2016/05/06

[あやめ]

小林が好きだわー。「ばかが暗くてどーする」は名言。

2012/04/21

[うき。]

日高さんは時代が時代なら捕まるよなあ。。。いや、ハンサムだから告発されないか。

2009/01/12

[コリエル]

自身の相似形である陸に、殺意の次は執着を抱き始める狩野。しかし、似ているがゆえに陸からは拒絶される。女性であることを拒否してきたことの結果が、このような形でもたらされたことで、狩野の心と身体は次は当然、自らの女性性に向かうことになるのだろう。

2018/05/26