マーガレットコミックス<br> 宵待ちブルー - 羽柴麻央選集

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マーガレットコミックス
宵待ちブルー - 羽柴麻央選集

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  • サイズ コミック判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784088465715
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キキハル

21
ギャップって大切だと思うんです。いつもへらへらしている善ちゃんが「オレにしなよ」といきなりの真顔。幼なじみの彼のことを意識し始めていく、ネバーランド。こういうのに女の子は(私は)弱いんです。電話もできないほど不器用で純情な二人が微笑ましくて羨ましい、マブタノヒト。好きな人相手だと余計に素直になれない。そんな甘酸っぱくも、ちょっとひねくれた気持ちも可愛い表題作。でもいちばんのお気に入りは、光のテーマの岳くんだったりします。もろもろの世間的な事情を超えた情愛に憧れるのです。どれも記憶に残る良いお話でした。2010/11/23

ぐっち

15
この作家さん、大好きで毎回買ってます。「マブタノヒト」の電話を待つ男の子、いいなあ。あと、「光のテーマ」みたいに人んちに居候してみたいです。2010/10/07

ミロリ

12
温かいところが好き。 『マブタノヒト』男女の距離感が良い。届きそうなのに届かないような。すごくもどかしい話。 『ソラミミ』黒目がち過ぎる絵柄が苦手。この絵によって さらにストーリーの切なさが増す。でもいつもニコニコして 時には真剣に向き合う表情を見せるちーちゃんは可愛くて好き。 『光のテーマ』一番お気に入り。記憶喪失のフリをして家に転がり込む設定好きだな^^ 悪者が誰も登場しないから満足。ラストはホッとする。 改めて羽柴麻央さんの素晴らしさに感謝したくなる。羽柴さんの作品たくさん読みたいです。2013/11/11

JACK

12
◎ とても繊細な心の動きを描く短編集。幼なじみ3人の恋を描く「ネバーランド」、午後11時の電話がつなぐ2人の恋を描く「マブタノヒト」、体の弱い女の子と毎晩彼女の家の前をジョギングで通過する陸上部の男の子の恋を描く「宵待ちブルー」、病弱な双子の弟に母を独り占めされて嫉妬していた兄が、弟の死後、誰かの声を聞くようになる「ソラミミ」、事故で記憶を失ったフリをする女性と、彼女を助ける男性の恋を描く「光のテーマ」の5編収録。「ソラミミ」を読んだ後は声をあげて泣いてしまいました。子供が死ぬ話は切ないです。2010/10/07

ムック

9
どの子もかわいくて一生懸命で思わずホロリときてしまった。表題作とソラミミが好き。黒目がちな瞳が、大人一歩手前な感じをよく表していると思う。2010/12/09

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