マーガレットコミックス 四畳半のいばら姫 〈１〉

吉田夢美/佐藤ざくり

集英社（2023/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 184p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088448039
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

どん底の人生を変える運命の出会い…!? 貧乏、親なし、友達なしの小林しんらは、ある日、学校の人気者の雷（らい）から「友達になってよ」と声をかけられる。興味本位で近づこうとする雷に反発するしんらだったけど、どん底の人生から抜け出すため、もっと打算的になろうと雷と協力関係を結ぶことを決めて…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[チューリップ]

母親が彼氏を作っては家を出て貧乏状態のしんらが高校の同級生のトップにいる男子たちに目をかけられ交流を持ち出す話。母親が看護師でちゃんと給料出てそうな職業なのに家に全然入れられないのは付き合う男が全員たかってくる系のろくでもないのばっかなのかな。しんらが簡単に凪渚を信じちゃったのは雷たちが普通にかかわってくれたからってのも大きいんだろうなあ。そんなうまい話はないって事だよね。

2023/09/10

[雪猫]

電書　★★★☆☆　

2024/03/11

[Decoy]

何という、エグいお話…！　親ガチャとかパパ活とか、貧困ニッポンのヤバいところ満載でしんどいところもあるが、ぐいぐい読ませる。

2023/11/19

[okiaki]

佐藤ざくり好きなので購入。親ガチャ失敗女子がトラブルに巻き込まれるのを（持ってる）ヒーロー３人が助ける話。テーマも良いし作画も美麗。が、ネグレクト設定はギャグ要素ではなく、ヒロインが保護の申し出を受けずに話が進むのは無理筋。現実にある貧困なので（真似しないよう）行政対応を避けるなら理由も１話で開示するべきだった。チェンソーマンのように世界観を不明にしてツッコミを避ける技巧がない。セクハラ撃退も危うい手段で（案の定失敗しているが）ヒーローの頭脳戦的駆け引きに見えない。見切り発車の感が否めないが見守りたい。

2023/05/30

[ケルトリ]

父親は不明。母親は男にだらしなくめったに帰ってこないというかなり重い立ち位置の主人公しんらちゃん。それを金持ちイケメン３人組によって救われていくという話だが、最初のきっかけが『落としたお弁当を泣く泣く拾って食べる主人公を見たイケメンの一人が「あの子おもしろー」と思って声をかける』という流れなのだが、おもしれー女展開としてはいささか性悪なカンジにも見えてしまう。作画の人の実力がかなり高いのでしんらちゃんがめっちゃかわいい。ボサ髪っぽくありつつも、後ろで縛ってるのが良い。おたまじゃくし女とは言いえて妙。

2024/04/07