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出版社内容情報
私はこうだから、って決めてしまえば案外ラクに生きられる。だけど、そうじゃない自分を見つけられたら世界はもっと美しくなる──。夢見るおとなにそっとより添う物語10編を収録!
榛野 なな恵[ハルノナナエ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
- 評価
工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅はこべ
60
老若の純愛男子が目立った巻。花見を楽しみにする知世ちゃんが可愛い。自分の世界を大事にしたいと願う女性に無神経な横槍が入るのはいやだね。梓ちゃんパパも新レギュラー入りかな。2019/07/12
のこ🐈
28
この巻も楽しく読みました。喫茶店のマスターや翻訳家さん、仕事を辞めた男性や知世ちゃんのマンションに引っ越してきそうなご夫婦、夏休みの少女、ホテルマン、小説を書いて賞に送っている女性。どのお話もしみじみ読みました。日常に感じる「ちょっと、なんてもんじゃない」違和感。でも口に出して訴えたところで、そんなことには何の意味はないと黙り込んでしまう。誰もがそうやって飲み込む言葉を丁寧にモノローグにして解放してくれる。そこが本当に好きなんだなって思うのです。2023/01/05
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
25
ずっと大好きなシリーズ。知世ちゃんがかわいい。私も桜のお花見を一緒にしたいな。知世ちゃんのマンションの空室を見に来た子無し夫婦のお互いを思う気持ち。「こんなに気持ちの合う人と巡り合うことができたのは奇跡だと思う」「宇宙の中ではほんの一瞬」いいなぁ、こんな夫婦になりたい。中洲でキャンプ。暗い宇宙の一瞬も君とならば永遠。この3年間辛いこと思い出さなければ、新しく前に進んで誰かと一緒に過ごしてたのksな、ポロポロ泣いてしまった。2023/05/08
ぐうぐう
18
春。花見を楽しみにする知世。パパの原稿が出来上がれば、いっしょに見に行くことができる。けれど、春の嵐が桜を散らせてしまう。すっかり散ってしまった桜の木の下をパパと歩く知世のその肩に、一枚の花びらがどこからともなく舞い落ちてくる。このシリーズには、悩める大人が登場する。知世は直接、大人達の抱える問題を解決するわけではない。あくまで彼ら彼女らの前を通り過ぎるだけだ。そのさりげない関わり方が、逆に大人達に大事なものを気付かせる。一枚の花びらに導かれて、遅咲きの桜の木を見付けるように。2018/03/15
まはな
7
(購入)優しい音楽のような物語の中に少しだけ苦い思いもしたりするそんなマンガ。永遠の小学生だけど作者や自分の思考の変化でどのようにも受け取れる。個々であることをいつも考えさせられるそんなマンガです。2018/03/28
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