出版社内容情報
不死の王に魅入られたルークを救うため、ヘルシング教授と共にドラキュラに立ち向かう5人の子供たち。万全の準備を整え輸血を試みるミナたちだったが、突如衰弱していたはずのルークが立ち上がる。そして混乱の最中に響き渡る叫喚。異端の歓呼に導かれ、深き闇が舞い降りる。躍動する恐怖の王を前に、抗う術はあるのか…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
キリスト教を震撼させたダーウィンの「進化論」。キリスト教信仰が土台となった吸血鬼伝説に、坂本眞一はその「進化論」をあえて衝突させる。つまり、ニンニクの花を喰い、聖水をスルーしてしまうドラキュラにも「進化論」を当てはめようとする試み。マザーグースは良しとして、いきなり始まるミュージカルシーンは、それこそ新しい解釈としてのドラキュラを描いているというあからさまな宣言だろう。2023/07/22
miaou_u
9
感想を書こうものなら、2巻と同じ感想を書いてしまいそうなのですが、、誰がコマドリ殺したののあたりは、そんな小説に嵌まった時期があり、遠い目に、、、篠原一さんだったかなぁ、、そんな雰囲気もあり、、、ぽんぽん、話は飛ぶのですが、何を選んで何を掴むのかは、自分にかかっているのです。だからこそ、『不羈の民』であれ。そんなことを、この、夥しい美醜に緻密に埋め尽くされたゴシックミステリ冒険譚に、感じ入るのでした。しかし、、、ヴァン・ヘルシング先生、うそやん、えー、、、❓😅💦名誉挽回と、、なることを祈ります😢2023/06/21
うぃ
3
1.5 絵の割に内容うっす。2024/06/21
arianrhod
3
伯爵、マイケル・ジャクソンに見えちゃう。裏表紙の荒れた部屋の机の下にいる霊はヘルシングなのかな?2023/08/11
KanjiEater
1
★★★+2024/04/14