感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
24
「俺はお前を信じてる･･･！お前が本物の勇者かどうかなんて関係ねえっ!!お前がダイだから信じてるんだっ!!!勇者が何だ!!?竜の騎士がどうした!!?俺にとって･･･ダイはダイだっ!!!!」。ミナカトールを求めて。大魔王バーンの圧倒的な攻撃から辛くも逃れた戦士達。九死に一生を得てこれに合流を果たしたダイだが、勇者としての重責が重くのしかかる。一方、大破邪呪文発動の為にアバンの使徒としての資格を得る試練に挑むレオナ達は30時間での難関・破邪の洞窟攻略に挑むが･･･。苦難の「大魔宮」編開幕(以下コメ欄に余談)。2021/04/09
nishiyan
18
大魔王バーンとの戦いに敗れたダイたち。反撃の狼煙をあげるためにレオナは破邪の洞窟へ、傷ついたダイはまた一つ、試練の時を迎える本巻。絶対的な実力差の前に戦う意味すら見失うダイを励まし、立ち直らせるポップ。今度はポップが仲間たちとの出自の差に苦悩するのだから面白い。マトリフとの会話は何度読んでも泣かされる。心に不安を抱えたまま、ヒュンケルたちを救出するために動き出すポップ達は果たしてどうなるのか。次巻が楽しみです。2021/04/06
のれん
10
表紙含め今作では最もサービスシーンが多い巻である。魔王との決戦前夜という落ち着ける回だからこういう根回しを忘れない所は往年の少年漫画らしい。 しかし、それが霞むほどに緊張感が高まる見所が満載。なんせ今回はダイが弱音を吐き、ポップが虚勢の強がりをするという普段とは真逆の対比が描かれている。 少年が男になるのに年は関係ない。逃げないポップをみつめる師匠、巣立っていくダイを見守る両親。今正に殻を破らんとする少年たちにかける言葉などない。 それは自分で見つけるものだから。これぞ現代英雄譚の王道である。2021/05/17
うさみＰ
10
『ジタバタしかできないなら方法は一つ。みなさん、ジタバタしましょう！この時も世界のどこかが破壊される、無秩序空爆の最中で最期の修業。フローラ様、肩幅が広い事だけが印象的だったな。薄着の女だけでダンジョン、何も起こらないハズがない・・・。タイトルにも冠する主人公でもなければ、姫様でも、魔王の元配下でもない、何も後ろ盾のない、ただの武器屋の息子。本作で一番描きたい事だったのでは。フラれても、貴方と一緒に地獄に堕ちるは演歌ですね。2021/04/08
北白川にゃんこ
5
ポップの苦悩…！やめてください泣いてしまいます。2021/04/05
