感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
28
「俺は男の価値と言うのはどれだけ過去へのこだわりを捨てられるかどうかで決まると思っている・たとえ生き恥を晒し万人に蔑まれようとも・己の信ずる道を歩めるならそれで良いじゃないか」。クロコダイン(オッサン)･･･(ﾌﾞﾜｯ)!! 辛くも不死騎団団長だったヒュンケルを撃破したダイ達だが、氷炎魔団団長・フレイザードの魔の手が逃げのびていたパプニカ王女レオナに迫る。強敵との連戦を経て上がった戦闘能力で互角に持ち込むも、フレイザードの氷炎結界呪法に行く手を阻まれ･･･。バルジ島の決戦前編て所かな(以下コメ欄に余談)。2020/11/05
nishiyan
17
ヒュンケルとの別れを経て、意気消沈の中、どうにかレオナ姫の行方を掴むダイたち。そんな彼らの前にフレイザードが立ちふさがる本巻。フレイザードの徹底した勝利へのこだわり、ハドラーによるダイ潰しの総力戦に対抗するようにダイには助っ人二人が駆けつける展開は熱いの一言。アバンの仲間だった大魔道士マトリフのセクハラは酷いのだが、彼がポップを仕込む姿は真剣そのもの。ポップの成長、マァムの冷静さがとても光る。そしてクロコダインの至言ですね。これに応えるヒュンケルも流石ですが。この死闘の先にあるものは…。次巻が楽しみです。2020/11/06
ホシナーたかはし
15
ポップの成長物語になりつつある本作。マトリフは編集部の鳥島さん？つかヒュンケル何度死にそこなうのか？2021/01/02
のれん
13
少年漫画の全てがこの巻に詰まっているといっても過言でもない。 過程を飛ばし結果だけに拘る、醜い大人の弁を振るう悪。汚い策にはまるも、先代の助けと修業を受け一行は再び立ち向かう。 しかし敵も然る者、躊躇なく軍団を投入し絶体絶命になるも、そこに現れるのは友になったかつての強敵たち。 二転三転しながらもワクワクを止めず回転する展開に脱帽。戦いの絶望と光明の開きを急激にしながらも、説得力を持たせるのはまさにプロの技。 特に今回はヒュンケルとクロコダインが格好良すぎるのがテンション爆上がりに一役買っている。（続く）2020/11/07
歩月るな
12
フレイザードさん、なんというか見事。マトリフさんの登場も待ってましたという感じで、ポップがメキメキ男を上げるのも楽しみ。レオナ頑張れ。2020/12/25
