感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
「私たちは今の時代に生まれて良かったわね 今の時代は身分も家柄も関係ないもの 勉強すれば私たちだって平安時代のお姫様みたいに遊べるわ これからもっといろんなことを知れば さとりちゃんだって きっと落ち着いた大人の女性になれるわよ」と諭す銀太郎。「ああ 着物って… 着物って本当に… スマホじゃ追いつかない 調べても調べてもその先にまた分からないことが出てきて だから私 夢中になっちゃうんだ」と悟るさとり。そんな作中での教えと気付きの連鎖反応が読者にも気持ち良く伝播していく。2024/12/28
毎日が日曜日
7
★★★★2024/12/08
かなっち
5
このシリーズを読み始めた頃には、あまり着物には興味は無かったのに、この巻を読む頃にはすっかりハマって、「それで?それで?」とページを捲る手が止まりません。今巻も、浴衣のしきたりや洋服と着物に共通する柄など、怒涛の気付きにさとりちゃん同様覚醒が止まらないですね。ほんと、着物一つ取っても奥が深くて、こういう文化を生み出した日本って凄いと今更ながら感心しました。一方、いつもの如く銀太郎さんとの師弟による会話や、さとりちゃんのオトボケ発言が楽しく、大好きなホラー要素もあってワクワクが止まらず、満足な読後です。2025/01/01
のんちゃ
4
今回もぜんぶおもしろかった〜。香道、浴衣、浮世絵…。さとりちゃん成長してる! 勉強するってたのしいね。2025/01/24
クロニコ
2
着物や器のことも面白くて、なおかつほろり。東村アキコ先生の真骨頂。2025/03/31