感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
26
「私たちは今の時代に生まれて良かったわね 今の時代は身分も家柄も関係ないもの 勉強すれば私たちだって平安時代のお姫様みたいに遊べるわ これからもっといろんなことを知れば さとりちゃんだって きっと落ち着いた大人の女性になれるわよ」と諭す銀太郎。「ああ 着物って… 着物って本当に… スマホじゃ追いつかない 調べても調べてもその先にまた分からないことが出てきて だから私 夢中になっちゃうんだ」と悟るさとり。そんな作中での教えと気付きの連鎖反応が読者にも気持ち良く伝播していく。2024/12/28
maekoo
12
源氏物語好きに馴染みのある源氏香も登場! 粋と野暮の妙…粋の代表格火消しの頭の江戸っ子な突っ込みが笑える! 向島の料亭での芸者さん接待付き花火大会見物に連れて行ってもらえる事になり基本NOルールな浴衣のたかが浴衣されど浴衣な粋を観る! 吉原繋ぎ・野晒しの話はスカル好きにはたまりません! 地獄大夫と幻大夫とモコちゃん…来たぁぁっっ! 縞の粋と着物が紡ぐ御縁の広がりの素晴らしさ…和の心が溢れる第6巻! 巻末おまけ漫画で作者が大学時代美術教諭免許だけでなく工芸員・学芸員免許も選びその経歴が作品構築に反映を知る!2025/07/06
毎日が日曜日
8
★★★★2024/12/08
のんちゃ
7
今回もぜんぶおもしろかった〜。香道、浴衣、浮世絵…。さとりちゃん成長してる! 勉強するってたのしいね。2025/01/24
かなっち
7
このシリーズを読み始めた頃には、あまり着物には興味は無かったのに、この巻を読む頃にはすっかりハマって、「それで?それで?」とページを捲る手が止まりません。今巻も、浴衣のしきたりや洋服と着物に共通する柄など、怒涛の気付きにさとりちゃん同様覚醒が止まらないですね。ほんと、着物一つ取っても奥が深くて、こういう文化を生み出した日本って凄いと今更ながら感心しました。一方、いつもの如く銀太郎さんとの師弟による会話や、さとりちゃんのオトボケ発言が楽しく、大好きなホラー要素もあってワクワクが止まらず、満足な読後です。2025/01/01
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- 和書
- いっしょにあそぶ?