出版社内容情報
虎三郎と鷹頭は、カタログ製作のために時子がコーディネイトした新時代の女性を、新作小説の題材にしてもらうべく白石辰春のもとを訪れ──。
圧倒的な資金不足に陥りながらも次々と新規事業を推し進める虎三郎。その身を案じる五百雀のもとに三つ星を離れた元番頭・藤村から思わぬ提案が持ち込まれ……。心揺れる五百雀が下した決断とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青龍
18
電子書籍にて。女性ふたりの活躍が、素敵。次の巻が待ち遠しい!2021/10/31
しましまこ
13
番頭さんの巻、カッケー!早く三つ星の快進撃が見たいよ。2021/10/30
花桃
8
時子さんがコーディネートした新時代の女性を、どんな風に辰春さんが物語を描くのかとても楽しみです。五百雀さんが6巻では辛そうで気の毒でした。でもさすが賢い人です。最後はスカッとしました。2021/10/31
ミナ
8
自分の方がと思いたいよね。なかなか人との差を正確に読むのは難しい。折衷の10人の女性の話も気になるな。どんな女性たちになるんだろ。2021/10/27
嵩実
8
面白かった!三つ星の改装に卯ノ原さんの銀座店、寄宿舎はできるのかとか、先が気になることばかり!これだけ魅力的なキャラクターが揃っているのに、全員の頭にあるのは仕事のことばかりで恋愛に振れないのがまたイイ!魅力的だけど難しい時代設定だと思うけど、つるさんみたいな働く女性の困難さや雀の虎への屈折した思いとかは、この時代だからこそだと思うし、ちゃんとそれらをすくい取って描いているのほんと凄い。2021/10/27