女優M子―宮城まり子と吉行淳之介

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女優M子―宮城まり子と吉行淳之介

  • 吉川 良【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087900569
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2020年2月、83歳の誕生日を迎えた「私」の耳に、どこからか「ゲームセット」という声が聞こえてくる。
「そうか、自分の人生、もう、ゲームセットなんだな」改めてため息をつくと、十数年前、宮城まり子が電話で同じように語ったことを思い出した。
「ときどきね、もうゲームセットだなあって、そう思ってね…」

その夜、「私」は自分の部屋を、バー「たられば」と名づけてみた。以来、記憶の糸をたぐりながら、夜ごと、架空の仲間たちとともにひとり酒をたしなむようになる________。

昭和~平成~令和と生き抜いた著者が、バー「たられば」に現われる懐かしい人々との交友を鮮やかに描きつつ、「人を愛するとは?」「やさしさとは?」「家族とは?」…、人生の命題を静かに問いかけてゆく。
宮城まり子の笑顔の向こうに、「私」が見た風景とは? 清冽で、ヒューマニズムあふれる名作中編。

【著者略歴】吉川 良(よしかわ・まこと)
1937年、東京・神田生まれ。作家。大学在学中より、バーテンダーとして各地を転々。また、薬品会社で営業職のかたわら、コピーライターとしても活躍。78年『自分の戦場』で、第2回すばる文学賞受賞。翌79年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で2度目、80年には『神田村』で3度目の候補となった。その後は、プロ野球や競馬にまつわるさまざまな人間模様を独自の視点で描き、多くのファンの支持を受ける。99年『血と知と地・馬・吉田善哉・社台』で、JRA馬事文化賞を受賞。以後も、人間味あふれる視座で、新聞・雑誌のコラムやエッセイ、評伝などを描き続け、根強い人気を誇っている。

【協力】
ねむの木学園

内容説明

2020年2月、83歳の誕生日を迎えた「私」の耳に、どこからか「ゲームセット」という声が聞こえてくる。「そうか、自分の人生、もう、ゲームセットなんだな」ひとり目をつむると、何年か前に、ねむの木学園の宮城まり子が、電話で同じように言ったことを思い出した。「ときどきね、もうゲームセットだなあって、そう思ってね…」人生のゴールを見据えた吉川良が、懐かしい人々との交流を鮮やかに描きつつ、「人を愛するとは?」「やさしさとは?」「家族とは?」…、人生の命題を静かに問いかける名作中編。

目次

仏像
紙ヒコーキ
画集
ベンさん
女優M子
コップ酒
みなしご
嫌悪感
果実
淳ちゃん
初心
ヘルプミー
報いの神さま
車窓
靴みがき
娼婦
研究会

ふくろう
ペロちゃん
音楽祭
笛吹き
ドビュッシー

ねむの木小史

石膏色
太陽の色
ねむの木の詩
花畑
夕焼け
白い月
ループ
空気
講演録
黄昏

男と女
恋愛時間
テントウムシ
命日

小鳥

著者等紹介

吉川良[ヨシカワマコト]
1937年、東京・神田生まれ。作家。大学中退後、バーテンダーとして各地を転々。また、薬品会社で営業職のかたわら、コピーライターとしても活躍。78年『自分の戦場』で、第2回すばる文学賞受賞。翌79年『八月の光を受けよ』で芥川賞候補、『その涙ながらの日』で2度目、80年には『神田村』で3度目の候補となった。その後は、プロ野球や競馬にまつわるさまざまな人間模様を独自の視点で描き、高い評価を得る。99年『血と知と地・馬・吉田善哉・社台』で、JRA馬事文化賞を受賞。以後も、人間味あふれる視座で、新聞・雑誌のコラムやエッセイ、評伝などを描き続け、根強い人気を誇っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book Lover Mr.Garakuta

9
【速読】【図書館】【高速マルメ読み】:それなりに面白い本だった。そうなんやと思った本。2022/04/27

びーる酵母

3
宮城まり子と吉行淳之介を邂逅した小説。二人とある程度の距離を置いた作者が感情に流されることもなく淡々と語っていく。本の中のねむの木学園の子供たちが書いた絵はカラーで見たかった。2022/01/21

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