百年の挽歌―原発、戦争、美しい村

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

百年の挽歌―原発、戦争、美しい村

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087890242
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0036

出版社内容情報

102歳の古老は、なぜ自ら命を絶ったのか?
東日本大震災、福島第一原子力発電所事故から15年
『安倍三代』の青木 理が満を持して放つ、3・11レクイエム

◆内容紹介◆
2011年4月11日深夜、東北の小さな村で、百年余を生きたひとりの男が自ら命を絶った――。
厳しくもゆたかな自然に囲まれ、人と土地が寄り添ってきた村で、何が彼をそこまで追い詰めたのか。
その死の背景を追ううちに見えてきたのは「国策」という名の巨大な影と、時代に翻弄される人々の姿、そして戦争の記憶だった。
『安倍三代』の青木 理が静かな筆致で、現代日本の痛みと喪失をえぐり出し、美しい村の記憶と、そこに生きる人々の尊厳を描く渾身のルポルタージュ。

◆推薦◆
「この本は、ひとつの村の物語であり、同時にこの国の百年の記録である。」内田樹氏
「”この風景は私”と言えるほど土と人が結びついた暮らしを、原発事故によって断ち切られた人々の喪失が、本書には刻まれている。」藤原辰史氏
「貨幣による豊かさの名のもとに、共同体と暮らしがいかに壊されてきたか。その現実を、本書は静かに突きつけている。」田中優子氏

◆著者略歴◆
青木 理(あおき おさむ)
1966年生まれ。ジャーナリスト、ノンフィクションライター。慶應義塾大学文学部卒業後、共同通信社に入社し、社会部で警視庁などを担当、その後は外信部に移ってソウル特派員などを歴任。2006年に退社後はフリーランスとして独立し、各種の事件や事故、災害、刑事司法、朝鮮半島、メディアなど多岐にわたるテーマの取材・執筆を続けている。
主な著書に『安倍三代』(朝日新聞出版)、『日本会議の正体』(平凡社新書)、『絞首刑』(講談社)、『日本の公安警察』(講談社現代新書)等、共著に『スノーデン 日本への警告』(集英社新書)等多数。

内容説明

2011年4月11日深夜、東北の小さな村で、百年余を生きたひとりの男が自ら命を絶った―。厳しくもゆたかな自然に囲まれ、人と土地が寄り添ってきた村で、何が彼をそこまで追い詰めたのか。その死の背景を追ううちに見えてきたのは「国策」という名の巨大な影と、時代に翻弄される人々の姿、そして戦争の記憶だった。『安倍三代』の青木理が静かな筆致で、現代日本の痛みと喪失をえぐり出し、美しい村の記憶と、そこに生きる人々の尊厳を描く渾身のルポルタージュ。

目次

序章 衝撃の朝
1章 美しかった村
2章 交錯する生と死
3章 運命を変えた雨
4章 じいちゃんの生涯
5章 「国策」に殺された兄弟
6章 残された者たちの闘い
終章 それでも美しい村

著者等紹介

青木理[アオキオサム]
1966年生まれ。ジャーナリスト、ノンフィクションライター。慶應義塾大学文学部卒業後、共同通信社に入社し、社会部で警視庁などを担当、その後は外信部に移ってソウル特派員などを歴任。2006年に退社後はフリーランスとして独立し、各種の事件や事故、災害、刑事司法、朝鮮半島、メディアなど多岐にわたるテーマの取材・執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

どら猫さとっち

15
東日本大震災と福島第一原発事故からちょうど一ヶ月経った日、102歳のひとりの老人が自ら命を絶った。長寿である彼がいったい何故?厳しいながら豊かな自然のなかで生きて、家族にも恵まれたのに。そこには、震災による災害の影響と戦争の過去があった。時代に翻弄され、明るく生きた彼の抱えていた苦悩とは?あれから15年、あの大震災のなかにある、ひとりの男の人生を描く慟哭と鎮魂のルポ。2026/02/23

Melody_Nelson

11
読みながら涙ぐむこと数回。102歳の古老の生涯を通して見えてくる、戦争や原発事故、つまり「国策」に翻弄され、命を奪われた人々への挽歌。「犠牲の上に成り立つ」という言い回しがあるけれど、国家は守るべき国民を犠牲にしてはならない。この古老は、硫黄島で戦死した弟に、ある種の後ろめたさを感じて生きていたのかと思えてしまう。かつて飯館村では、採れたての野菜(絶対美味!)を仲間たちと楽しく食べる、ささやかで、且つとても贅沢な時間があったはずだが、その生活を原発事故によって奪われた。空しい。でも前を向こう。2026/03/02

Ayana

8
ショッキングな内容だった。福島の原発事故が起き、飯舘村に避難指示が出た日の深夜、この村と共に生きてきた102歳のおじいちゃんが、自ら命を絶った。明治から開墾を続け、飢饉や戦争を乗り越え、守り抜いた水田や畑が、一瞬にして奪われた絶望はどれほどだったのか…読んでいて涙が出てきた。後に残された長男嫁の美江子さんが、本当によく頑張って裁判を起こし、なんとか東電から謝罪をしてもらうことになったわけだが、それでも原発をやめられないこの国ってなんなんだろう。国策の恐ろしさを痛感した。2026/02/17

yuki

4
お友達から勧められて読みました。地に足をつけて生きてきた古老の人生をたどりながら今の私たちの抱える問題を突き付けられえたような気がします。なんか背筋がピンと伸びるような読書でした。いくら裁判とはいえ東京電力の裁判での振る舞いは驚きました。青木さんの抑制のきいた文章もよかったです。2026/04/06

ジャスミン

3
文雄さんの弟久さんが硫黄島で戦死。私の祖父も硫黄島で戦死。祖父は38才だった。たぶん1907年生まれで本にあるように「運のいい世代」だったと思うが、実際は戦争要員世代なんてないと思った。国策に振り回され、責任逃れされる中で裁判に勝てたことは本当に良かった。2026/05/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23109251
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。