デンマークの親は子どもを褒めない―世界一幸せな国が実践する「折れない」子どもの育て方

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087890082
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「幸福指数世界一」を40年以上キープするデンマークの幸福の秘訣は子育てにありという切り口から、「PARENT(親)」の頭文字を使い6つのキーワードで解説する子育て本。世界全15か国で刊行決定。

内容説明

アメリカ、イギリス、中国、フランス、ドイツ、イタリア、韓国…全15カ国以上で翻訳された大ベストセラーがついに日本上陸!「未来の幸せな大人」はこうしてつくられる。

目次

序章 デンマークの幸せの秘訣は?
第1章 あなたの「初期設定」は本当に正しいか
第2章 P:Play(遊ぶ)
第3章 A:Authenticity(ありのままを見る)
第4章 R:Reframing(視点を変える)
第5章 E:Empathy(共感力)
第6章 N:No Ultimatums(叩かない)
第7章 T:Togetherness and Hygge(仲間と心地よくつながる)
ヒュゲの誓い
ここから未来へ

著者等紹介

アレキサンダー,ジェシカ・ジョエル[アレキサンダー,ジェシカジョエル] [Alexander,Jessica Joelle]
アメリカ人の作家、コラムニスト、文化研究者。大学で心理学を学び、北欧と中央ヨーロッパでコミュニケーション学と作文技術を教える。デンマーク人と結婚して一三年になり、常に文化の違いに強い関心を持ってきた。四カ国語を話し、夫とふたりの子どもソフィアとセバスチャンとローマに住む

サンダール,イーベン・ディシング[サンダール,イーベンディシング] [Sandahl,Iben Dissing]
有資格のコーチ、作家、ナラティブ・セラピーの認定療法士、デンマーク心理療法士協会(MPF)会員。コペンハーゲン郊外で個人診療を行う。専門は、家族と子どものカウンセリング。元々は教師の資格を持ち、デンマークの教育システム内で一〇年働いた後、ナラティブ・セラピーの資格を得た。仕事に情熱を注ぎ、その専門意見は多くの雑誌や新聞に引用され、デンマークの国民的ラジオにも出演。妻であり、二人の娘アイダとジュリーの母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

61
冒頭のPARENT。遊ぶ、ありのままを見る、視点を変える、共感力、叩かない、仲間とつながる(004-5頁)。端からキーワードがすごい。適度な自由(040頁)の意味は大きいと思える。放任ではない。褒めではなく、レジリエンスや意欲が成功には必要とのこと(071頁)。私もレジリエンスは欠けていたね。。弱さをさらけ出す(148頁他)のは容易でないが、私は、今の職場は知られていない人になっているので、逆に、弱さをさらけ出し、克服したい。hygge(ヒュゲ)は、人とのつながりのデンマーク語(210頁)。自転車立国。2024/06/12

たまきら

27
自分がミスフィットなので「○〇の国では…」というステレオタイプは苦手なんですが、良い考えを学べる最初のきっかけになるのならいいのかなあ、と。自分が「ポリアンナちゃん」とからかわれるぐらい日向ぼっこタイプ思考なので、こういう考え方好きです。いろんなものを「嫌い」「ダメ」と切り捨てるより「そういうのもあるんだね」と思考を柔軟に切り替えたいものです。…先日ジャマイカ人の知人が娘が駄菓子を地面に落としたら「やった強くなれるね!早く食べなよ!」と促していておかしかった。あはは!どこでも子育ては大変で面白いんだなあ。2018/03/03

aisapia

15
この本もさくっと読める1冊。デンマークは共感力を大切にして、チームで幸せになることを重んじる社会だそう。とっても素敵。子どもに習い事ばかりさせて時間を制限せずに自由遊びをさせる。負の感情も含め正直に見せることで感情を学習させる。賢い!などと褒めずに努力の過程を褒める。マイナスなこともプラスの面を探して言葉を選び批判は控える。レッテル張りをしない。なぜその行動/感情なのかを考えさせる声かけ/質問をする。親への恐怖心を植え付けずに敬意を育ませる。全員でルールを決め民主制を育てる…等々勉強になった!2025/01/12

りょうみや

14
良い内容。デンマークの高い幸福度の根本には教育があるとして、幸福論にもなっている内容。項目自体は他の育児本にもある内容だが、まとまっており、研究結果もほどよく引用され納得感がある。著者は夫がデンマーク人のアメリカ人で、たびたびデンマークとアメリカを対比しており、アメリカの個人主義、競争社会が幸福に繋がらないこともよくわかる。タイトルは内容と一致しておらず、褒めることは本書のごく一部であり、褒めないわけではなく結果よりも行動そのものを褒めることが大事ということ。2017/09/09

えな

10
褒めない訳ではない。たやすいタスクをいちいち褒めないだけ。【「折れない」こどもの育て方】の方を全面押しでよいかも? プロセスを褒める。成長マインドセット。「親自身が自分の感情に正直になる手本を子供に見せ、あらゆる感情を感じて良いのだと子供に教えること。幼いうちから負の感情も含めたあらゆる感情を認識して受け入れることを学んでおけば、世渡りが楽になるはずだ。」「ネガティブな出来事をなかったことにはしないが、考えもしなかった別の一面があることを当然のように指摘する」このreframingはぜひ習慣化したい。2019/01/02

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