教養としてのカレー

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087881295
  • NDC分類 596.22
  • Cコード C0095

出版社内容情報

カレーを知り、世界の解像度を上げる。

京都大学大学院で南アジアの食文化と現代インド料理をフードスタディーズの観点から研究する風雲児「カレー哲学 @philosophycurry」が、歴史・地理・文化・科学の教養をレクチャー。

「本書はカレーの境界線を揺らし、あなたのカレーの常識をじわじわと組み替えることを目指します。(中略)
読み終わった時には、カレーを見て、作って、食べる時の解像度が上がっていることでしょう。そのとき、カレーだけでなく世の中の見え方も変わっていることでしょう。カレーは、世界を組み替えるレンズだからです。それが、「教養としてのカレー」の意味です。」(本文より)

【目次】
第1部 カレーとは何か
1. カレーを定義しない
2. 狭義のカレーと広義のカレー
3. カレーがイギリス料理になるまで
4. 西洋料理がカレーライスになるまで
5. 「ふつうのカレー」の誕生と解体

第2部 インド亜大陸の食世界
6. トウガラシ以前のインド料理世界
7. 「何を食べないか」によって作られる味
8. 日常インド料理の世界

第3部 カレー作りのサイエンス
9. スパイスと油
10. 熱の話──カレー作りに重要なのはスパイスより熱
11. 知覚

第4部 なぜカレーは人生の問題になるのか
12. カレーは人間を利用して繁殖している
13. 瞑想とアヒンサー
14. 撹乱行為としての「遊び」から教養としてのカレーへ

【プロフィール】
清水侑季(カレー哲学)
Shimizu Yuki
インド料理研究者/合同会社東京マサラ研究所代表
1991年、長野県生まれ。東北大学文学部卒業後、ソニー株式会社に入社し、食に関わる新規事業に携わる。退社後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、現在は博士課程に在籍。南アジアの食文化と現代インド料理を研究するかたわら、「カレー哲学」名義で執筆・編集・料理活動を行う。


【目次】

内容説明

カレーを知り、世界の解像度を上げる。京都大学大学院で現代インド料理を研究する風雲児「カレー哲学」が教える、歴史・地理・文化・科学。

目次

第1部 カレーとは何か(カレーを定義しない;狭義のカレーと広義のカレー;カレーがイギリス料理になるまで;西洋料理がカレーレイスになるまで;「ふつうのカレー」の誕生と解体)
第2部 インド亜大陸の食世界(トウガラシ以前のインド料理世界;「何を食べないか」によって作られる味;日常インド料理の世界)
第3部 カレー作りのサイエンス(スパイスと油;熱の話―カレー作りに重要なのはスパイスより熱;知覚)
第4部 なぜカレーは人生の問題になるのか(カレーは人間を利用して繁殖している;瞑想とアヒンサー;撹乱行為としての「遊び」から教養としてのカレーへ)

著者等紹介

清水侑季[シミズユウキ]
カレー哲学。インド料理研究者/合同会社東京マサラ研究所代表。1991年、長野県生まれ。東北大学文学部卒業後、ソニー株式会社に入社し、食に関わる新規事業に携わる。退社後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、現在は博士課程に在籍。南アジアの食文化と現代インド料理を研究するかたわら、「カレー哲学」名義で執筆・編集・料理活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

133
「教養としての」と付く本から知識は得られても教養に結びつくか疑問な場合が多いが、本書はカレーという食べ物を通じて人間性が成長したと感じさせる。特定の立場や主義主張に偏せず、国や民族や宗教を問わず多くの人がカレーの名で広まったインド亜大陸のスパイス料理に魅せられ、食べ歩いたり自ら調理するほど影響を受けたり地域の好みや食材で独自の味が生まれる。単純な料理の好き嫌いではなく人や社会を左右するまでになるプロセスこそ、五感すべてを活用した体験がその人の身体に刻み込まれ、世界に対する見え方考え方を決めていくのだから。2026/08/21

spike

4
カレーを食べ物でも料理でもなく構造と捉え、それを解体していく。もちろん日本カレーの成立史、インドの食、調理科学までカバーしつつ最後は倫理美学まで。めっちゃ面白いジャーニー。「教養としての」の名にふさわしい。といいつつ、なぜ大阪スパイスカレーが生まれ、東京のカレーとはどこがどう違ったのか、とかカレー屋でライブが時々あるのはなぜか(どんな親和性があるのか)などのパーツが一番興味深かったかもしれない。2026/07/22

akanishi

2
カレーを定義しない、という姿勢がみごとであった2026/08/17

まさ

1
カレーを自分で作りたくなってきた。 色んなスパイスも試してみたい。 でも、まずはカレーを食べよう!2026/08/30

黒とかげ

1
うーん。真面目過ぎる。ここまでカレーの文化に興味がある人はほとんどいないんだから、もっと面白おかしく書くべきだった。例えば料理の失敗談とか。それと途中から作者自身の話になってしまうのもマイナス。2026/08/25

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