内容説明
現役漫画家&ツアーナースが修学旅行や林間学校の現場で体験したこどもの病気の最前線!ほっこり泣けてタメになる!ハートフルコミックエッセイ。
目次
第1章 身近なケガや病気編(明日のスタンダード;ホットなはなし;パーフェクト・ナース ほか)
第2章 いろんな想いを持つこどもたち編(あの子もこの子も;個性輝く未来へ;あの時話してくれた君へ ほか)
第3章 持病を持つこどもたち編(グローイング・アップ;ジレンマを抱える君を;たくさんのせんたくし ほか)
著者等紹介
明[ミン]
漫画家・看護師。「漫画家しながらツアーナースしています。」などの作品がある
坂本昌彦[サカモトマサヒコ]
佐久総合病院佐久医療センター小児科医長。2004年名古屋大学医学部卒。2014年より現職。保護者の啓発と救急外来負担軽減を目的とした「教えて!ドクタープロジェクト」の責任者も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
19
同じ題名の本を読んでいたので、あれ?と思ったけど、こちらは「こどもの病気別“役立ち”セレクション」ということで、別内容でした。そして、まさに役立ちと呼ぶにふさわしい細かい内容と、理解しやすい図解、具体的なエピソードが詰まっていて、とても良かった。感動的な話もあるけど、お涙頂戴的な内容ではなく、ツアーナースとしての職業的限界に苦しむ箇所などもあり、著者の誠実さが感じられました。良かったです。2020/09/19
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
15
これは良書。子供に限らず持病がある人にはどんな気遣いが必要かということに意識を向けさせられる。修学旅行などに医療の専門家が同行しないのは恐ろしいことだと初めて気づかされました。先生に全てをまかせすぎ。2020/11/14
じょり
13
時々ダークサイドを見せてくれるけど(笑)基本的に肯定的は対応をされていて、それにどんな子供に対しても「KAWAII」と思える生粋の人好きな看護師さん。命にかかわることは強い口調で言う必要はあると思うけど、(熱中症の話)基本的に相手の話を聞いてそれを受け入れてサポートしたいって思えるのがすごい。2020/07/13
ぽん
8
ツアーナースという仕事内容を初めて知った。初対面の子達に、しかも短い期間看護をするって凄く大変だなぁ。病院以外の場所での対応とか、持病を持つ子達の苦労とか工夫とか、勉強になった。著者の知識や判断力が凄い。2023/04/30
☆ミント☆
5
読了しました。 前作も読みましたが、今作は最後に病気・疾患別インデックスもあり、読み終えた後からも読み返しやすくなっていた点が凄くありがたいです。 ケガの処置の際には、どうしても"消毒"というイメージが強いのですが、今は洗い流してガーゼという方法が主になっていることを知れたことも勉強になりました。 子供の心や悩みについても触れており、参考になる本だと思いました。2020/06/09