本当は偉大だった嫌われ者リーダー論

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本当は偉大だった嫌われ者リーダー論

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087860771
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

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内容説明

雑音は聞かない!自分の直感を信じよ!未来が見えているのは自分だけ。いつか歴史が、正しさを証明してくれる!!たとえどんなに嫌われても、信念を貫いた5人の嫌われ者リーダーたちの物語。

目次

第1章 フランスを戦勝国に導いた大統領 シャルル・ド・ゴール(ナチス・ドイツとの徹底抗戦を呼びかける「ひとり政府」;最初から「大元帥」と渾名された傲岸な若者 ほか)
第2章 “花の都パリ”を生み出したスーパー官僚 ジョルジュ=ウージェーヌ・オスマン(スーパー能吏オスマンの「決断の瞬間」;生まれる前からの宿縁、オスマンとナポレオン三世 ほか)
第3章 フランスを統一国家として強国に育てた宰相 リシュリュー(『三銃士』によって悪役イメージが定まったリシュリュー;国家統一、大国フランスへの道を開いた名宰相リシュリュー ほか)
第4章 「台湾人」のための「台湾」を築いた中華民国総統 蒋経国(なぜ台湾人は親日家なのか?謎を解く「二・二八事件」;「特務の黒幕」蒋経国は、いかにつくられたのか ほか)
第5章 朝廷を尊重し、内戦を回避した最後の将軍 徳川慶喜(行動と決断に一貫性のない慶喜;烈公・斉昭の期待を背負い、スパルタ教育を受けた慶喜 ほか)

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
フランス文学者。明治大学教授。専門は19世紀フランス文学。1949年、横浜市生まれ。1973年東京大学仏文科卒業。1978年同大学大学院人文科学研究科博士課程単位習得満期退学。現在明治大学国際日本学部教授。1991年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞受賞、2000年『職業別 パリ風俗』で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

41
時代背景の詳述も見事で、とても読み応えのあるいい本だ。何より、選ばれた5人の人選が絶妙:ド・ゴール、オスマン、リシュリュー、蒋経国、徳川慶喜。確かに、人間的には、誰一人として友人になりたい人はいない。また、彼らの信念が、本当に公益のためなのか、単なる私利私欲なのか、その区別も難しい。ただ、ポピュリズム蔓延の現代社会から見ると、嫌われることを厭わずに行動する政治家の姿は、とても逞しい。嫌われ者を偉人として再評価するのが「歴史」だとすると、果たして日本の歴史が、徳川慶喜を評価できているのかという疑問は残る。2020/02/18

ガットウ

11
★★★3.6点。『リーダー論』と言うより『リーダー伝』という感じでしたが、鹿島茂さんらしい軽妙な文章で楽しく読めました。2020/02/05

パトラッシュ

10
悪と知って悪を行う政治こそ高度な政治という。誰からも嫌われて立場を弱くしかねない悪の政治をあえて執った5人を取り上げて、政治家のあるべき姿を追求する。彼らはいずれも困難な時期に祖国のためと信じて独断専行し、あるいは自ら汚名をかぶったが、その未来を見通した先見の明を後世に讃えられた。来年のことも考えない民衆に選ばれた政治家が近視眼的になり悪の政治など考えられなくなるのは民主主義国の宿命だが、今回のパンデミックのような動乱期を迎えた日本に国の未来のために悪の政治を行える政治家が出てくるのを期待するのは無理か。2020/05/29

GOTI

4
☆☆帯には「いつか歴史が、正しさを証明してくれる!!たとえどんなに嫌われても、信念を貫いた5人の嫌われ者リーダーたちの物語。」とある。シャルル・ドゴール、ジョルジュ=ウージェーヌ・オスマン、リシュリュー、蒋経国、徳川慶喜について論じているが、多少なりとも知識のあるのは徳川慶喜くらいでドゴールは”ジャッカル”に命を狙われた仏大統領だったことくらい、リシュリューは名前だけ、そしあとの二人は名前すら知らなかった。面白かったのは徳川慶喜くらい。彼ほど毀誉褒貶相半ばする人物もいないでしょうね。2020/04/14

ジャック天野

3
面白かったです。  私は中間管理職の立場で、悩みが絶えませんが、 この本を読んでいくらか気持ちが落ち着きました。 (凄い人でもこんなもんなんだと感じた箇所もあったので) でも、 改めて思うに、自分にはリーダーが持つような、強い信念(相手の意見より自分が正しい)なんて到底持てそうにないなぁ 右の意見に「なるほど!」左の意見にも「そうですね。」 いつもこんな調子で… 周りの意見も一理あると感じてしまうので、良きリーダーには程遠く、これからも社会の中で悩み続けそうです… 個人的に蔣経国さんに興味惹かれました。2022/06/24

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