出版社内容情報
酒の飲み方を見れば、その人の器量やビジネススキルが分かる。相手から好感がもたれ、仕事の成績アップにつながるマナーとは? 食の達人が、飲みながら学べる20数軒の名店を案内。味もお墨付き!
マッキー 牧元[マッキーマキモト]
内容説明
仕事ができる人かできない人かは、飲めばわかる。近場のチェーン店ですませるな。同じ仲間とばかり飲むな。出世したいなら、いい店の常連になれ。達人が名店20数軒を厳選!おいしい瓶ビールの注ぎ方や、日本酒の美しい呑み方も伝授。
目次
第1章 働き方の極意は、名物女将から盗め(始めたら最後までやり抜く―本店浜作(銀座)
上だけでなく下にも気を遣う―らんこんと(銀座) ほか)
第2章 出世の極意は、いい常連から盗め(相手によって態度を変えない―鍵屋(根岸)
先輩の仕事や技を徹底的に盗む―沿露目(門前仲町) ほか)
第3章 交渉の極意は、繁盛店から盗め(最初と締めが肝心―たまる(四ツ谷)
学びたい時は自分から行く―冨味屋(浅草) ほか)
第4章 飲まずに盗め~立ち食いそば編~(連係プレーが見事―とんがらし(水道橋)
ロックな立ちそば―京橋恵み屋(京橋) ほか)
著者等紹介
マッキー牧元[マッキーマキモト]
1955年東京都出身。立教大学卒。「味の手帖」編集顧問、タベアルキスト、ポテトサラダ学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドナルド@灯れ松明の火
16
タベアルキストのマッキー牧本さんの本を見つけた。TVではとんかつ番組で知ったのだが、飲み屋での話・体験もなかなか良い。太田さんの居酒屋放浪に引けを取らない。 お薦め2021/04/16
いのうえ
7
タイトルから出世する方法の本かと思ってら、そうではなかった。酒の飲み方を知っている大人が行くような飲み屋の紹介といった本かと。とりあえず、スマートにお酒が飲める大人になりたいものです。2019/11/02
ももみん
2
どこも魅力的!行ってみたい。2018/11/03
Paddle With Me
2
楽しい。一応ビジネス書なんだが、いい店の接客の素晴らしさとか、客のマナーとかを実際のお店で紹介しがてら、その中に社会人としての振る舞い方に見習うべきものがある、という内容。もてなす側の気の遣い方、自分の身の置きどころというか、周りに配慮することとはどういうことか、この本から学び取れればそれもいいが、ま、単に居酒屋の紹介としても楽しめる。1時間もあればすぐ読めます。2017/04/15
shin1ro
2
以前大変お世話になったマッキーさんの新刊。全編に美味しい料理・お酒への熱意、酒場に対する愛が溢れていて面白い! お店と客の理想的な関係でせう。自分の外呑みは、そのお店のお酒や料理ではなく雰囲気が目的なので、挨拶と注文以外の言葉は発しません。ご主人・女将さんとご常連方の遣り取りを肴に杯を傾けます。顔を覚えていただけるやうになっても、問はれない限り話しません。ひたすら気配を消すやうに呑んでいます。その意味ではマッキーさんの流儀とは若干異なるのですが、それでも「一人でも飲みに行け」の行には勇気付けられましたw2016/07/17