感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
またの名
6
異世界転生してきた男アドルフは自分も知ってる有名な神話的世界が目の前で展開するのに驚きつつ、元戦乙女に出会って結ばれた英雄ジークフリートと一戦交える。「お前みたいな冷徹で権力以外の何にも心を動かされない野心家の危険人物を、片腕に欲してた」と誘う物語の悪役ハーゲンに対し、(あの指輪の価値もご存じないらしい…指輪を手に入れてから必ず自分の世界へ帰る! そのために貴様を存分に利用させて頂くだけ)と独白する転生者アドルフ。自身がワーグナーに惚れ込んでたあの人だよねと予測できるけど、見たことのない『指輪』がここに。2020/03/21
MM
2
面白くなってきた。次で完結。どう展開していくのだろう。☆★★★★。2019/09/21
のりりん
2
ブリュンヒルデとクリームヒルト姫の悲劇の始まりの章。ジークフリートが無自覚に二人の女性を悲劇にしているのが歯がゆい。2014/05/27
ととろ
1
本作品ではアルベリヒの代わりにアドルフが入れ知恵役に。アドルフはアルベリヒとは違ってハーゲンとの血縁関係が無いため、この2人が突然手を組むのは少し違和感がある。とは言え、名作の物語を改変する勇気は褒め讃えたい。2010/09/29
くりのしん
0
再読。2010/01/30
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- 和書
- 死の渦 創元ノヴェルズ