新編懐古的洋食事情 〈3〉

新編懐古的洋食事情 〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087850970
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆーいちろー

2
「陽の末裔」番外編もこの巻にて終了。「ハンバーグ・アプレゲール」にて、咲久子の二人の子供たちのその後が読めるのは嬉しい。もう一つ印象的なのは、「牧場の朝 海の夜」九門京也の死の間際にこのような出会いがあったのだとすると、とても救われた気持ちになる。九門京也という人物が、天才肌の気質と、生まれの複雑さゆえにある種の狷介さを備えていただけに、なおさらそう思う。「ヨコハマ・ベーカリー・ブルース」での六郎のその後も何だかジンとくる。けっしてメインではないサイドストーリーという立場の物語だけに、安心して楽しめる。2013/01/06

ゆり

2
これで完結なのか……もっと色々読みたかったです。時代はさらに進んで昭和時代。『ソーダ水がお好きでしょう』『キャベツ巻き次第』が特に好きだでした。服飾を仕事に生き生き走り回っている夏乃さんが格好良くて魅力的で、夕方銀座のパーラーで待ち合わせする夫婦っていいな、と素直に思いました。ほのぼの仲良し若夫婦にも癒されました。私もロールキャベツを作りたくなってきました(笑)。悪い男につかまった蕗子さんのお話もパン屋さんのお話も良かったな。これはメインの登場人物は深草家の人々ということなのかな。2012/11/18

igi_tur

0
和洋折衷。カツ丼の話がいい。2009/06/09

らいす

0
最終巻は昭和初期がメイン。あの戦争が始まる前は色んな意味で豊かさが残っていたのですね。京也さんてっきり孤独のうちにお隠れしたのかとばかり思っていたら最期にあったかい出会いがあったんですね…救いだわ。 このシリーズがとてもお気に入りなのでもっともっと読みたかった。久しぶりに陽の末裔も読んでみるかな。2020/08/18

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