内容説明
高校生から企業のトップまで、心の迷いを払拭し、ゆとりの時代を生き抜く禅の智慧。
目次
主人公(主体性をもって生きる)
抜群不要(青少年教育とは)
一坐七走(足もとをみつめよう)
遊戯三昧(よく働きよく遊ぶ)
無(さわやかに生きる)
陰徳(縁の下の力もち)
賓主互換(他人への思いやり)
殺人刀活人剣(宗教と現代科学)
傲霜(禅からみた老いの生き方)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
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物は十分すぎるほど満ち足りているのに、満足感充足感を得ていない社会は何であろう。著者の考えている仏教・禅の立場から、現代社会の問題について話しかけている。仏は、仏陀でブッダの意味は、人間の本当の姿に目の覚めた人。昔は昼は剣術、夜は人の道を教えた。そして心にゆとりが生じ、文化が生まれた。今は、昼も夜も剣術を教えている。そうすることで心のゆとりがなくなっている。何が何でも儲けなければならないという一途な気持ちでいくと、バッシングが待っている。今の自分の心に無駄な部分を持てているか?2014/07/12