出版社内容情報
あなたにとって、地元のごはん、汁、めんといえば? 出身県が違えば慣れ親しんだ食も変わるというもの。みんなが愛する楽しく珍しい地元の味を、簡単レシピとうんちく満載で届ける新感覚のグルメ本!
内容説明
地元が恋しくなる“ごはんもの”ジャパごはん。これがおつゆ?と驚く郷土色抜群の“汁もの”ジャパ汁。ところ変われば“アテ”変わる!ジャパつまみ。各地の“愛され麺”は個性もお味もとびっきりジャパめん。“3時”になったらジャパおやつ。
目次
ジャパごはん―日本に生まれてよかった!地元が恋しくなる“ごはんもの”(福岡・かしわめし;広島・かきめし;宮城・はらこめし ほか)
ジャパ汁―えっ?これがおつゆ?と驚く郷土色抜群の“汁もの”(新潟・のっぺ;福島・こづゆ;長崎・ヒカド ほか)
ジャパめん―もはや国民食。各地の“愛され麺”は個性もお味もとびっきり(長崎・皿うどん;岩手・じゃじゃ麺;大阪・きつねうどん ほか)
著者等紹介
白央篤司[ハクオウアツシ]
フードライター。早稲田大学卒業後、編集者を経てフリーに。「郷土料理」「健康と食」がメインテーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイアイ
28
郷土料理本レシピだけど現地で食べたい美味しそう!気仙沼地方はサメ漁が有名で、サメの心臓は絶品とは知らなかった。 兵庫のいかなご煮作りコンテストで、若い女の子は「クギニーネ」とも呼ばれているそうだ。 長崎発祥の皿うどんは、陳平順が普及した。大阪きつねうどんは明治26年に船場のうどん屋から広まったなど雑学も楽しい一冊でした。見た事のない料理も多く各地を訪れたくなります。▽図書館2016/06/16
fwhd8325
27
土地土地の産物を、いかにして美味しく戴くか、そんな工夫を感じる郷土食の数々。もちろん、その土地ならではの贅沢も感じることができる。一方で、外国の影響を受けたとされる郷土食もあって、なかなかバラエティです。小さなコラムにも紹介があり、情報量は多い一冊です。2017/01/22
mayu
26
料理レシピサイトが溢れているご時世ですが、こういう本に惹かれます。有名な郷土料理もありますが、今日まで知る機会すらなかったものも。わりと手に入りやすい材料で作られているのでチャレンジしやすい。いや、アレンジしやすいのか?栃木県の『耳うどん』が食べてみたいな。2019/12/04
けんとまん1007
25
どれもこれも、美味しそう。それぞれの地域に残っているだけの理由がある。地元の食材を基本に、肩ひじ張らずにが、その理由だろう。とはいえ、なかなか手に入らない食材もあるとは思う。石川、福井はあっていいのだが、地元、富山がないのが残念。2017/08/26
スノーマン
21
どんな郷土料理かを紹介する本はたくさんあるけれど、この本は、パンチのある写真の後に作業工程も丁寧なレシピ付きです!!ご飯もの、麺もの、汁物、どれも食べたい〜。2021/03/16