桜の樹の下で

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  • サイズ B6判/ページ数 501p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087815917
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

京都の老舗料亭の女将・菊乃と娘の涼子。東京の支店を任された涼子はいつしか菊乃の恋人を愛するようになってしまう。絢爛たる京の桜を背景に、母と娘の切ない葛藤と悲劇を描く。解説は村松友視。




渡辺 淳一[ワタナベジュンイチ]

内容説明

「桜の樹の下には屍体が埋められている」。この言葉が暗示するものとは?京都の料亭「たつむら」の娘涼子は、母菊乃の恋人と知りながら出版社社長の遊佐に惹かれていく。絢爛と咲き誇る桜花をモチーフに一人の男を巡る母と娘の愛と修羅を描く。京都を舞台にした渡辺文学円熟の代表作。

著者等紹介

渡辺淳一[ワタナベジュンイチ]
1933年10月~2014年4月。北海道生まれ。道立札幌医科大学卒業。医学博士。大学卒業後、母校の整形外科学教室講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年『光と影』で第63回直木賞を受賞。1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。2003年紫綬褒章受章、第51回菊池寛賞受賞。札幌に渡辺淳一文学館があり没後もその作品は、多くのファンによって読み継がれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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