国際指名手配―私はプーチンに追われている

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  • サイズ B6判/ページ数 378p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087815726
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ロシアで投資ファンド会社を経営していた著者は、ロシア企業の不透明な経営実態を暴こうとするが、プーチンに目をつけられる。追い詰められ、全てを失いかけた著者は巨悪を相手に闘い始める。

内容説明

不正を追及しようとしてプーチンの敵となった米国人ビジネスマンの、命がけの闘い!

目次

好ましからざる人物
共産主義の家族に反抗するには
チップとウィンスロップ
「寒い夜に温めてくれる女性をご用意できます」
不渡りの小切手
ムルマンスクのトロール船団
ラ・レオポルダ
グリーンエイカーズ
ダボスの床で眠る
優先株〔ほか〕

著者等紹介

ブラウダー,ビル[ブラウダー,ビル] [Browder,Bill]
投資ファンドのエルミタージュ・キャピタル・マネジメント社の創業者兼CEO。ロシア最大の外国人投資家だったが、2005年に大規模不正事件を暴露した後、ロシアへの入国を拒否された。自身の弁護士セルゲイ・マグニツキーがロシア警察の拘置所で殺害された2009年以来、ロシアで頻発する汚職や人権侵害を暴露、告発する世界的運動に携わっている。2012年にはアメリカで「セルゲイ・マグニツキー説明責任法」を成立させ、マグニツキー死亡に関与したロシア人官吏のビザ発給停止および資産凍結を実現した

山田美明[ヤマダヨシアキ]
翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退

笹森みわこ[ササモリミワコ]
翻訳家。上智大学外国語学部卒

石垣賀子[イシガキノリコ]
翻訳家。立命館大学産業社会学部、ウィスコンシン大学(英語言語学専攻)卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あゆみらい

14
これは…。本当に恐ろしい話。作者が現在どうしているか初めに確認した。お元気で安心しました。国による不当逮捕、虐待、暴行死、暗殺。現代にこのような事実があることを直視しなければならない。2022/05/14

sasha

6
前半の著者の生い立ちから投資ファンドのCEOとして成功するまでは少々中だるみするが、後半は滅法面白い。否、面白いと言うと語弊があるんだが、上下2段組みでも次が気になってサクサク読める。怖いなぁロシア、怖いなぁプーチン大統領。人権も法も糞くらえのロシア相手に果敢に挑んだ著者のバイタリティに舌を巻く。今後、著者が不審死でもしたらその陰にはきっと・・・。うぅ…怖くて言えない。2016/01/28

kawa

4
ショック!今どきこんな国があるのですねと言いたいところだが、これが世界の現実なのかも知れない。ロシアの人権無視、自己の利益の為なら何でもありの権力者の実体が赤裸々に描かれている。思わず本当かなと❓とも思うが、フィクションではないようだ。ここまで闘い、かつ、ロシア政府に蜂の一差し、いや衝撃の一撃をみまった著者に拍手です。前半の東欧、ロシアに対しての投資事業の展開のドキュメンタリーも興味深く面白い。2015/09/14

伊野

2
法の力も及ばない無慈悲な世界の闇に、光を当てた稀有な事例。ロシアにハッピーエンドはない。しかしながら、結果として形となった法律は、これから先、陰を斥ける陽になり得ると思う。2021/02/14

hidepon

2
読むのに労力がかかる本も珍しい。前半の著者の生い立ちからロシアでファンドを立ち上げ、オリガルヒの不正を暴くところまではフィクションでもありがちな展開が続く。問題は後半部分。フィクションにしては粗削りでノンフィクションにしては荒唐無稽とも思える話に変わる。法も秩序もまるで無視なロシア政府の実態が凄まじい。2015/08/25

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