往復書簡 カメオのピアスと桜えび

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087815153
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

本書は、文筆家・清野恵里子が、遠く海を隔てて、ひとり暮らす友、有田雅子と交わしたメールをまとめた往復書簡集。逝ってしまった夫を想いながら、暮らしのこと、何げない日々の出来事、食や人生のことなど、日々綴られたふたりのメールには、生きていく上で大切にしたい、言葉のエッセンスがちりばめられています。

内容説明

遠く海を隔てて暮らす友から、久しぶりに届いた一通のeメール。それは、彼女の最愛のパートナー、写真家・有田泰而さんの逝去を知らせるものでした。

目次

Re:泰而のこと
ひとりの食事
新しい年
ファーストボーン
カメオのピアス
スペイン広場の出会い
桜えび最高!
本当のおしゃれ
生きるって、おもしろいね

著者等紹介

有田雅子[アリタマサコ]
1948年、東京都生まれ。米カリフォルニア州フォート・ブラッグ在住。桑沢デザイン研究所卒業。1971年、フリーランスのスタイリストとして活動開始(旧姓の小磯雅子名義)。1984年、自身がデザインするブランドのブティック「MIND DANCE」オープン。同年、写真家・有田泰而と結婚。1991年、夫とともに渡米。2000年、現在の住まいである北カリフォルニアのフォート・ブラッグでレッドウッドの森と出会い、移住。アーティストとして創作活動に専心する夫を支え、自らも作品制作に携わる

清野恵里子[セイノエリコ]
1950年、群馬県生まれ。文筆家。「きもの」をテーマにした著書多数。雑誌の企画、構成、執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

勇ましいチビのノリ公

2
なんとなく、手に取った一冊。 著者略歴を拝見すると、 「おお、あの本の」といつ清野さんと有田さんでした。 有田さんの夫が亡くなられてからの、海を隔てたメールでのやりとり。 お二人の温かく、女性としてお手本にしたくなった気遣いや心配り。 特に、プレゼント上手、貰い上手にを見習いたい。2013/04/07

Yuka

1
さりげないメールのやりとりなのに、人生にとって大切なものがさらっとちりばめられていて、ココロにちょっとしみていく。家族や自分自身、友達の存在などについて改めて感謝したり考えることができて、このタイミングで出会えてよかったと思える1冊でした。2014/02/16

Charlie

1
京都帰りには暮らし周りの本が読みたいと思い、一気に読了。伴侶を亡くした直後の友人を物心共に励まして、お互いに様々な話題でお喋りを楽しむ。こんなやり取りの出来る人になれたらいいなと感じる。2014/01/13

Hatsumi Sakoda

0
様々な日常にからむやり取りに時折のぞく生きる矜恃のようなもの。愛する人を失った魂の再生とそれを見守る暖かい目。そしてもう一人の主人公ともいうべき亡きアーティスト。こういうかっこいい大人になるはずだったんだがなあ。2014/10/24

aloha0307

0
たましいとたましいのやりとりができる友人をもつひとは本当に幸せだと実感。海を越えた他愛のないメールによる往復書簡。メールという媒介のいいとこに気が付いた。想いを伝える言葉を選び、一拍おいて文字に替えていく...電話orチャットじゃできないですからね。2013/09/08

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