数学力は国語力

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087814224
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C0095

内容説明

科学社会ニッポンに、理工系女子、増殖中!?こんなに論理力がついてどうする、男子!数学的考え方は日常生活でこんなに役立つ。

目次

オリエンテーション 目からうろこ/数学的モードチェンジのすすめ
第1講 数学的な問題整理/空白を埋める新発想の産婆術
第2講 関数的な構想力/見通すために欠かせない二つの「f」
第3講 試験を離れた数学的発想/直観、ひらめき、別解、補助線
第4講 数学的な発想の展開/国語の力と結びつけるために
補講 数学は哲学である

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞受賞)はミリオンセラーとなり、日本語ブームを巻き起こした。他の著書に『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

40
残念ながら国語力軽視の本だという印象です。2014/10/20

ちく

6
『AIvs教科書の読めない子どもたち』を読んで、次はこれ!と思ったけど、全然違った。数学力と国語力を別物と考えてて、両方あるといいよーって感じかな?そうじゃなくて、数学力は読解力に含まれてるよーって考えのが読みたかった。残念!2019/01/26

ikedama99

4
朝に読む本。少しずつ読み進めました。数学の持つ論理性だけではなく表現力なども、生活の場面でも使えることなどもふれられています。座標軸の考えは自分も使っています。(スケベと変態の座標軸には笑いました。)学校生活で数学を苦手にした人にも、読んでもらえそうな本だと思います。2016/11/26

nakmas

3
本当に頭のいい人ってこういうことなんだと、 これがこの本の第一印象でした。 社会人としても痛感しているのは、 文系か理系かの区別は全く意味がなくて、 そこにこだわっているようでは、 いい仕事はできないということ。 両方の考え方が必要とも言えるし、 物事を正しくとらえて、よい目的を果たすためには、こんな区別はなくした方がよい、とも考える。 この本はそのことをよく表してくれている。2016/05/04

渓流

3
駄本。どこかで誰かが言ったような話をだらだら並べただけの内容。内容の新鮮さはない。国語学者が、いや教育学者が数学に纏わる内容をを書いたらこの程度という本。数学者が書いた国語の本には目から鱗の斬新なものが多い。白眉は、藤原正彦の種々の本。この人は相当に悪が強く(数学者はえてしてそう)、その性ゆえに書く内容もユニークなものが多い。が、数学上の有名な業績は寡聞にして知らない。あるのかな。斉藤氏は性格が穏やかな分、書く内容もよく言えば穏やか、悪く言えば、野蛮人のざわめきを恐れた当たり障りのないもの。2010/06/20

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