紛争と難民 緒方貞子の回想

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  • サイズ A5判/ページ数 459p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784087813296
  • NDC分類 369.38
  • Cコード C0095

出版社内容情報

国連高等弁務官として危機の現場に10年。歴史的証言。
イラク、バルカン、アフリカ等の歴史的大惨事にどう対処したのか。人道援助の最前線。

内容説明

危機の現場に10年。イラク、バルカン、アフリカ大湖地域、アフガンで起きた大惨事に対処する、人道援助の最前線。国連難民高等弁務官の歴史的証言。

目次

序章
第1章 クルド難民危機―人道援助の新時代
第2章 バルカン紛争における難民の保護
第3章 アフリカ大湖地域における危機
第4章 アフガン難民
第5章 結論―戦時と平時における人道活動
エピローグ 国連難民高等弁務官からUNHCR職員への惜別の辞
補遺1 国連安全保障理事会における報告
補遺2 日本、アメリカと私―世界の課題と責任

著者等紹介

緒方貞子[オガタサダコ]
1927年、東京生まれ。聖心女子大学文学部卒業後、アメリカに留学し、ジョージタウン大学で国際関係論修士号を、カリフォルニア大学バークレー校で政治学博士号を取得。国際基督教大学非常勤講師(1965‐74年)、同大学準教授(74‐79年)を経て80年、上智大学教授に就任。同大学国際関係研究所長、外国語学部長などを務めた。この間、76年に日本人女性として初の国連公使となり、特命全権公使(78‐79年。ユニセフ執行理事会議長を兼任)、国連人権委員会日本政府代表(82‐85年)を歴任。90年の国連総会において第8代国連難民高等弁務官に選出され、2000年末まで10年にわたりその重責を担った。人道分野における卓越した貢献が高く評価され、内外から数多くの勲賞および名誉学位を授与された。2001年には「人間の安全保障委員会」の共同議長、アフガニスタン支援日本政府代表を務めた。また、2003年からは、独立行政法人国際協力機構(旧国際協力事業団)理事長として、精力的な活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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