私の聖書ものがたり

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087813210
  • NDC分類 193
  • Cコード C0016

内容説明

手塚漫画も楽しめる聖書の壮大なる物語。旧約から新約までがわかる一冊。

目次

第1部 天と地と人間の始まり
第2部 アブラハムの繁栄
第3部 モーセが行く
第4部 サムソンと士師たち
第5部 サムエルとサウル
第6部 ダビデの町エルサレム
第7部 ソロモンの光と影
第8部 預言者とバビロン
第9部 イエス・キリストの生涯

著者等紹介

阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。国立国会図書館勤務を経て、作家に。78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、『ナポレオン狂』で直木賞を受賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞受賞。2003年紫綬褒章受章。短編小説の名手として短編集を刊行する。また独自の物語論でも広範な読者を獲得している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yapipi

14
キリスト教徒ではありませんが、聖書は面白いし最高に読み応えがあると思う。特に旧約聖書には渾沌とした世界があり興味深い。矛盾も多い。例えば、モーセの十戒に反して殺している者、姦淫している男が神に愛され続けたりしている。神の価値観は人間のそれとはまるで違うからだろう。多くの人がぼんやり思っているように、神を信じれば幸福になれるなんてそんな簡単な話ではない。そしてキリストが現れ、人間にとってもう少し分かりやすい価値観を提示し、そこからが新約聖書となる。私たちが慣れ親しんでいると思っているが、西欧は複雑である。2025/05/08

よし

6
やっと読み終えました。絵画が好きでこれまで苦手だった印象派以前の聖書に基づいた絵画を味わい深く見ることが出来そうです。2024/04/28

おけいさん

4
夏に旅行する前に、キリスト教のおさらい。神との契約という考え方が、どうも私にはなじまない。ご都合主義の日本的信仰の方があり得ないのかもしれないけど。阿刀田さんらしさはあまり感じられなくて、残念。2015/06/29

KEI

3
主に旧約聖書を取り上げ解説している。章ごとに漫画もありわかりやすい。 旧約聖書→新約聖書に至る物語はとても壮大なストーリーであった。聖書に出てくる人物や説話を基にした文学作品、映画、芸術作品も数多い。本書を読んだことで今後、そうした作品を数倍楽しむことができるであろう。2017/11/14

しおり

2
聖書は世界で一番読まれている本であり、ヨーロッパの絵画や音楽や文学の背景には聖書がある。文字が読めない人に絵画や音楽を通して聖書の教えを広めてきた。アブラハム、ダビデ、モーセ、ソロモンなど聞き覚えのある名前がたくさん出てきた。旧約聖書は古い契約でユダヤ教にとっては古い契約のみ大事でキリストを認めていない。新約聖書は偉大な救世主キリストが出現してからの話。2022/09/22

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