内容説明
多額のストックオプションを懐に逃げ出した経営陣。おきざりにされる社員たち。元社員の衝撃の記録!優良企業没落の内幕。
目次
第1章 デススターにようこそ
第2章 リスクを商売にするeビジネス
第3章 金持ち製造工場
第4章 終わりの始まり
第5章 ケンが築いた「トランプの城」
第6章 高く買って安く売れ
第7章 文書の断裁と奪い合い
第8章 犠牲者の行列、悪漢のパレード
第9章 気前のいいレイオフ
第10章 エンロンの閉店セール
第11章 灯は消えて
著者等紹介
クルーバー,ブライアン[クルーバー,ブライアン][Cruver,Brian R.]
1972年生まれ。アメリカテキサス州ヒューストン在住。テキサス大学でMBAを取得後、2回転職し、全米7位の売上を誇る地元の優良企業「エンロン」に入社。上級マネージャーとして採用され、皮肉なことに企業倒産のマネジメント担当になる
水藤真樹太[スイトウマキタ]
元共同通信ニューヨーク総局長、経済通信局長。一橋大学・経済学部卒業
石丸美奈[イシマルミナ]
元東京銀行、共同通信国際金融局勤務。米アメリカン大学美術史修士。英バーミンガム大学で国際関係論を学ぶ。早稲田大学・文学部卒業。現在フリー
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感想・レビュー
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ともあきほ
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つまらないし、この社員はなぜエンロンがつぶれたかが分かっていないのではないか…文がへたなのはしょうがないか… 2003/09/09
ダックだ
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エンロンの社員。終末期に入社した社員の本なのですが、ブログを日付順に並べたものです。非常に読みにくい。人物関係図も、社会背景も、社内状況もなにもわからず、ただただ一社員の感想文の山です。エンロン事件の沿革や問題点といったものを知りたい場合は、不向きです。この本とは別にエンロン元副社長が書いた体験記があります。そちらの方がはるかに読み甲斐があります。ミミ・シュワルツ・シェロン・ワトキンスという人の本です。この本を翻訳までして出す必要あったのかな~というのが率直な感想ですね。2022/09/01