内容説明
手塚治虫漫画を楽しみながら知る最新ロボット事情。
目次
第1章 アトムと出会う日―鉄腕アトムは実現するか(現代のロボット工学は鉄腕アトムに追いつくか 漫画『アトム誕生』)
第2章 なぜ人間に似せるのか―2本足で歩く苦労(なぜ人間に近いロボットをつくるのか 漫画『十字架島』)
第3章 恋するロボット悩むロボット―人工知能と感情・心(感情や心を持つロボットは誕生するのだろうか 漫画『海蛇島』)
第4章 人間とロボットのかかわり―よい関係を持つために(アトム、イワンと月面で出会う 漫画『イワンのばか』)
第5章 進化するロボットたち―これからのロボット(アフガニスタンに地雷除去ロボットを… 漫画『地上最大のロボット』)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
issy
1
「鉄腕アトム」で描かれたアトムをはじめとするロボットの機能およびロボットと人が共存する社会と、現時点(2003年=作品中でのアトム誕生年)のロボット技術と将来展望をとを対比させて論じられる「ロボット学」。良くも悪くも現在の日本のロボット研究にアトムが与えた影響は大きいことを思い知らされた。今更ながらアトムをちゃんと読んでみたくなった。2011/02/13
むるみな
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ロボット工学の講義で一読を推奨された本。ロボットの過去・現在・未来までの話が書かれている。ロボットとは何なのかから始まり、そしてそれは人間とは何なのかを探求することになるという。2011/06/28
いっちょかみ
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人とロボットとの関係に関してからの本。なので技術的なことに関しては他誌に譲ることとなる。早くメイドロボ完成しないかな~w(図書館本)2009/12/23
黒とかげ
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うーん。易しいようで難しい。もっと学生向けにできなかったのか、アンバランスに感じる。内容自体は興味深いのだが……。2021/02/28
バリバリブーン
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アトムの漫画を10ページ程紹介した後に、関連する現代ロボットの技術を解説。 手塚先生の想像力にただただ脱帽。2017/05/27
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- 和書
- 存亡 徳間文庫