内容説明
初公開。今世紀最後の歴史的発見。西チベットの標高4000メートルの乾燥した高原で見つかった大山塊。敦煌をしのぐ極彩色の壁画をもつこの石窟遺跡は、いったい何を意味するのか。
目次
カラー図版(ピヤンとトンガの石窟群;主な石窟の内部;曼荼羅;釈迦・仏伝;千仏;菩薩;女尊;忿怒尊;祖師・雑尊;故事・説話;装飾モチーフ)
ピヤン・トンガ石窟群の仏教美術遺跡調査記
西チベットの仏教と美術
ピヤン・トンガ遺跡と敦煌の石窟寺院
インドの密教美術とピヤン・トンガ遺跡
尊容と教理の間
瞑想の青、胎生の赤