どうして人はキスをしたくなるんだろう？

みうら じゅん/宮藤 官九郎【著】

集英社（2013/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 253p／高さ 19cm
• 商品コード 9784087806830
• NDC分類 914.6
• Cコード C0095

内容説明

男と女、人生、趣味と仕事…くだらなすぎて今さら人に聞くのは恥ずかしい“素朴な疑問”に永遠の中２たちが真っ向から挑む！ロマンチックで下世話な哲学問答集。

目次

第１部　“男と女”のわからない（どうして人はキスをしたくなるんだろう？；恋愛と結婚の違いってなんだろう？；“歳の差結婚”が増えているのはどうしてだろう？　ほか）
第２部　“人生”のわからない（どうして歳を取ると涙もろくなるんだろう？；どうして大人は背広を着なければいけないんだろう？；どうして人は見た目を気にするんだろう？　ほか）
第３部　“仕事と遊び”のわからない（酒を飲むとご機嫌になってしまうのはどうしてだろう？；どうして人はつぶやきたくなるんだろう？；どうして人は遅刻をしてしまうんだろう？　ほか）

著者等紹介

みうらじゅん［ミウラジュン］
１９５８年生まれ、京都府出身。武蔵野美術大学在学中の８０年、『ガロ』にて「ウシの日」で漫画家デビュー。その後はイラストレーター、作家、ミュージシャンなど多岐にわたる分野で活躍。「ゆるキャラ」「マイブーム」といった流行語を生み出し、「仏像」「童貞」「親孝行」など数々のブームを仕掛けた

宮藤官九郎［クドウカンクロウ］
１９７０年生まれ、宮城県出身。９１年、「大人計画」に参加。以降、脚本家、映画監督、俳優、ミュージシャンなど多方面で活躍。ドラマ『うぬぼれ刑事』、ＮＨＫ連続テレビ小説『あまちゃん』、映画『謝罪の王様』など、話題作の脚本を次々に手がける。０５年には映画『真夜中の弥次さん喜多さん』で監督デビュー。その後、『少年メリケンサック』『中学生円山』を世に送る。パンクコントバンド「グループ魂」では暴動の名前でギターを担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

かなり序盤からエロトークが多くて男なら共感するところもあったけども、基本女性読者おいてきぼりだな。

2014/12/28

[やすらぎ🍀]

恥ずかしげもなく、キスの本を出した責任は、両氏が取るそうです(´▽｀)。「どうして歳を取ると涙もろくなるの？」「どうして人は見た目を気にするの？」「友達と親友の境目は？」など、ちょっと真面目なテーマも…。「親孝行って何をするの？」は好き。みうら氏は毎年「親孝行旅行」に行っているそう。～自分の親を喜ばせられない人は、周りの人たちも喜ばせられない。親ほど話が合わない恋人はいないですから。血は繋がっているけど、趣味も考え方も何もかも違うでしょ。だからこそ、そんな人たちを喜ばせたときのうれしさったらないもんね～

2020/10/16

[優希]

面白かったです。みうらじゅんとクドカン、サブカル代表の2人がしゃべくるのだから当然なんですが。当たり前すぎる素朴な疑問を真正面から語り合うのにどこかゆるいのが笑えます。殆どが下ネタ入っているんですが、時に哲学的になったりハッとしたり。その発想はどこから？と思うところも結構ありました。2人の気の合う雰囲気も楽しかったです。

2016/08/14

[さおり]

図書館本。何について語ったとしても下ネタになるのね、結局。下ネタが得意じゃない私がなぜこの本を借りたんか自分でも謎ですけど、私より下ネタが得意なはずの旦那さんが、ちょっと読んで「もういい」と返してきたことも謎です。っていうかね、旦那さんは対談形式の本は誰がどれを喋ってるのかわからなくなって読んでて気持ち悪いんだって。えっ、上に名前書いてあるのに！？前々から不思議な人やなと思ってたけど、あの人でまだまだ私、楽しめるなと思いました。私はしっかり、脳内でみうらじゅんさんとクドカンの声に変換されつつ読みました。

2016/05/09

[ちゃんみー]

世の中の、どうしてなんだろう？を、みうらじゅんとクドカンの対談で構成された本です。もう、ここまで書いちゃっていいんかい(･･;)てなことまで書いてありますよ。こんなこと男同士でも話題にできないことまで。みうらじゅんって相当なエロですね。どの話にも下ネタぶち込んでくるんですよ。でもこれは人間の本質なのかも知れない。話しないだけで、みーんなこんなこと考えてるんじゃない？！って思いますねぇ。どの話題も結局は結論でないんですけど。どーしてキスをしたくなるのかって？それはどうぞお読みくださいませ(^o^)

2013/11/04