森へいく

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 22cm
  • 商品コード 9784087806557
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0076

出版社内容情報

はまじ×平澤まりこ=大人の心を癒す絵本
主人公は甘い蜜に誘われて、森に引き込まれていく。雑誌「LEE」のモデル浜島直子さん夫妻と、イラストレーター平澤まりこさんがコラボ。オノマトペとノスタルジックな絵でつづる一夜の物語。

内容説明

映像クリエイターのアベカズヒロ&モデルの浜島直子のユニット「阿部はまじ」と、イラストレーター平澤まりこによるビジュアルブック。日本語ならではの多様なオノマトペを用いたリズミカルな文、どこかノスタルジックな絵が織りなすふしぎな物語。

著者等紹介

平澤まりこ[ヒラサワマリコ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

emi

30
その森は、どこか外国にあるような。森へいくのは、赤い靴の女の子。家を出よう。そして森へやってきた。見開き2ページのイラストと、3行の短く韻を踏む詩のような言葉に導かれ、どんどん森の中へ。森の中で見たもの。感じたこと。迷っているわけじゃないの、強がっているだけ。そんな女の子の声が聞こえてきそう…。平澤まりこさんの絵が、この世界観を素敵に、そして微かな怖さを孕んで飾りつけています。森は昼と夜では、別世界だから。鮮やかだけど光度が足りない。おそらく旅人だから書けた、孤(個)の絵本ではないかと思いました。2015/10/08

Kikuyo

28
擬音で韻を踏んでいくもの ラストで「いのり」でまとめられているのが印象的で、時おり訪れる無音のページの静寂も効果的。小さな本で プレゼントにもいいですね。2017/06/21

みさどん

16
イラストがとても素敵。差し色も効果的で、絵があっての詩のよう。文字のないページのイラストにとりわけ引かれた。詩の内容に起承転結があって、それもよかった。奥行きのあるイラストが描けるっていいなあ。2021/02/05

rin

11
★★★★★…大人のための絵本。語感、リズムがとても心地良い。朝の清々しさ、何処へでも行ける自由、森の空気、ひとりの寂しさ、帰る場所があるという安心感。短い文と、繊細な挿絵。一回目は言葉を味わい、二回目は絵を味わう、3回目は余白を味わう。そんな風に何度も繰り返して読みたい本。プレゼントにもおすすめ。2013/10/31

sasa-kuma

10
平澤まりこさんのイラストが好きなので借りてみた。よかった。主人公の女の子がひとりで森へいく。つり橋を渡り、甘い蜜をなめ、うたた寝して、雨と風と雷とに閉じ込められ、するりするりと夜がきて、目を閉じて、朝がきて、いのりを胸に家に帰る。リズムを感じる音楽のような繰り返しが心地よい。ひとりの時間が自由で素敵なのは、自分のことを大切に想ってくれる人の存在があってこそのもの。2014/06/28

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